特許
J-GLOBAL ID:200903072592458086

炉内観測窓

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久木元 彰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-046817
公開番号(公開出願番号):特開平9-217928
出願日: 1996年02月09日
公開日(公表日): 1997年08月19日
要約:
【要約】【課題】 燃焼炉内のオイルバーナにより作られた火炎の状態を観測するための炉内観測窓を簡易に取付け可能にするとともに窓のすすけを防止し、温風暖房機に適用した場合でもそれが 100°C前後の高温になることを防止し、該観測窓の視角を広げて火炎の状態をより正しく観測する。【解決手段】 本発明は、送風機からオイルバーナの燃焼のためにおくられる圧送空気20の一部をすすけ防止・冷却用空気20aとしてウインドボックス18の上表面を貫通する空気流出孔19から通らせ、炉内観測窓11は空気流出孔の上方に燃焼炉27へ向いて前かがみ状に傾斜して配置され、すすけ防止・冷却用空気20aは該窓の表面に沿って流れて該窓にすすなどが付着することを防止するとともに該窓を冷却し、また該窓は傾斜しているために燃焼炉27の火炎26を観測する視角が広げられる。
請求項(抜粋):
オイルバーナのための圧送空気(20)を受けそれをバーナ先端部(17)に向け流れ方向を変えるウインドボックス(18)の上表面のバーナ先端部(17)寄りの位置に該上表面を貫通する空気流出孔(19)が設けられ、取付フランジ(14)はバーナ取付口(15)の炉壁(16)とは反対側の端部に固着され、取付フランジ(14)の下方端部分 (14a) の炉壁(16)の外に面する表面はウインドボックス(18)表面に対し角度 (θ) 傾斜され、該下方部分の上方に向け傾斜した底面には凹部 (14b) が設けられ、空気流出孔(19)の炉壁に反対側に肩部 (18a) が形成され、肩部 (18a) の炉壁(16)の外に面する表面はウインドボックス(18)表面に対し角度 (θ) 傾斜して形成され、肩部 (18a) の上方に向け傾斜した表面には凹部 (18b) が設けられ、半円形の炉内観測窓(11)の底辺はパッキン(28)を介して凹部 (18b) に、また弧状部頂部はパッキン(28)を介して凹部 (14b) に配置され、該窓(11)をウインドボックス(18)上表面に角度 (θ) 傾けて固定してなることを特徴とする炉内観測窓(11)。

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