特許
J-GLOBAL ID:200903072594508765

配水管網における汚染物質拡散状態の推定方法及び推定結果の表示方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森田 雄一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-290532
公開番号(公開出願番号):特開平8-128079
出願日: 1994年10月31日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】【目的】 節点を結ぶ管路内の汚染濃度も推定し、表示する。弁操作前後の汚染物質濃度拡散状態の変動を反映させる。拡散状態の動的表示を可能にする。【構成】 水の需要量変動を考慮して、管網モデルを対象とした動的管網計算により各時刻の管路流量を求める。この流量から求めた分割数に従って各管路を等間隔に分割し、汚染発生情報を使用して水の流方向に応じ各分割部分での汚染濃度を拡散方程式に基づき所定時間間隔で計算して各管路の汚染濃度を推定する。同様に、各管路の上流側及び下流側節点の汚染濃度と、複数管路の合流点の汚染濃度とを推定する。管網内の弁操作により水の流方向や流量が変化し管網モデルが変更された際には、変更後の管網モデルを対象として算出された各時刻の管路流量に基づき上記処理を繰返し、配水管網各部の汚染濃度から汚染拡散状態を推定する。
請求項(抜粋):
上水道の配水管網においてある地点の水中に汚染が発生した場合にその汚染物質の拡散状態を推定する方法において、水の需要量変動を考慮して、管網モデルを対象とした動的管網計算により各時刻の管路流量を求め、この流量から求めた分割数に従って各管路を等間隔に分割すると共に、汚染発生地点、発生時間、発生濃度等からなる汚染発生情報を使用して水の流方向に応じ各分割部分での汚染濃度を拡散方程式に基づき所定時間間隔で計算して各管路における汚染濃度を推定し、更に各管路の上流側及び下流側節点の汚染濃度と、複数の管路が合流する合流点では汚染物質が完全に混合するものとしてその合流点の汚染濃度とを推定し、管網内の弁操作により水の流方向や流量が変化し管網モデルが変更された際には、変更後の管網モデルを対象として算出された各時刻の管路流量に基づき上記処理を繰返し、配水管網各部の汚染濃度から汚染拡散状態を推定することを特徴とする配水管網における汚染物質拡散状態の推定方法。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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