特許
J-GLOBAL ID:200903072597991165

冬虫夏草の活性留分とその中の活性成分の分離方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹本 松司 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-246664
公開番号(公開出願番号):特開平8-081386
出願日: 1994年09月06日
公開日(公表日): 1996年03月26日
要約:
【要約】【目的】 一種の冬虫夏草の活性留分及び分離方法を提供すること。【構成】 (一)冬虫夏草の活性留分中の特定の活性成分の構造、及び(二)活性留分及び特定の活性成分の分離方法、を包括し、この特定の活性成分をIgA腎炎を起こしたハウスマウスの病変及び臨床症状の改善に応用し、人類の活性化した腎膈細胞を抑制する。
請求項(抜粋):
冬虫夏草の被子体部分を45-50°Cの暗所で加熱乾燥し、粉砕後、20倍のメタノール(w/v)に24時間浸漬し、抽出液を減圧濃縮した後、粗抽出物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより分離し、1:1のn-ヘキサン/酢酸メチルですすぎ、酢酸メチルによる留出部分(F-2層)部分を分離し、比較的大規模の分離フローチャートでは、メタノール抽出物(或いはF-2層)を細分画を行うn-ヘキサンと酢酸メチル混合液ですすぎ、酢酸メチルを漸次増やす方式を採り、1:2(v/v)の留出部分(C-11)を得、F-2とC-11層は明らかに「人類の腎膈細胞活性化を抑制する」生物活性を有し、この2組の「活性留分」をいずれも4°Cで少なくとも3か月保存し、上述の活性を保存し、「活性留分」中より「活性成分」を得ようとする時には、シリカゲル薄層カラムクロマトグラフィーでC-11層の不純物を除去し、その展開液はn-ヘキサン/酢酸メチル(1:1 v/v)を用い、且つ2回展開し、Rf=0.5-0.7範囲(T-4区帯)を回収し、後続の半設備級逆相式高効率液相分析によりさらにT-4層に対して純化を進行するのに有利とし、そのうち、逆相式クロマトグラフィーのすすぎ液はメタノール、カラム固定相は、C18(8×250-mm,5-μm)型とし、すすぎ液の流速は2ml/min,紫外スペクトル測定器の波長は254nmに設定し、「活性指標成分(H1-A)」は完全に純化される、以上を特徴とする、冬虫夏草の活性留分とその中の活性成分の分離方法。
IPC (5件):
A61K 35/84 ACV ,  A61K 31/575 ,  C12P 33/00 ,  C07J 9/00 ,  C12R 1:645

前のページに戻る