特許
J-GLOBAL ID:200903072602882841

インクジェット捺染用フルブラックインク及びそれを用いる布帛の捺染方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-086310
公開番号(公開出願番号):特開平8-259866
出願日: 1995年03月17日
公開日(公表日): 1996年10月08日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 天然セルロース繊維や再生セルロース繊維を含む繊維、糸、編織物、不織布に対し優れた発色性及び画像品位を有し、かつインクヘッドの目詰まり等がなく、保存安定性及び吐出安定性に優れたインクジェット捺染用フルブラックインク及びそれを用いて布帛をインクジェット方式により捺染する方法に関する。【構成】 反応染料、水及び必要に応じて有機溶剤とからなるインクジェット捺染用フルブラックインクにおいて式(1)、(2)及び(3)で示す反応染料を含有するインクジェット捺染用フルブラックインク。(式中R、X、Y、A、ZはH、有機、無機の基)【効果】 優れたフルブラック印捺物が得られ、発色再現性に優れ、優れた塩素堅牢度、汗・耐光堅牢度を示す。
請求項(抜粋):
反応染料、水及び必要に応じて有機溶剤とからなるインクジェット捺染用フルブラックインクにおいて、反応染料として、遊離酸の形で下記一般式(1)【化-1】[式中、R1 及びR2 は、互いに独立に水素原子または置換されていてもよいアルキル基、アルコキシ基、アシルアミノ基またはウレイド基を、R3 及びR4 は、互いに独立に水素原子または置換されていてもよいアルキル基、A1 は更に置換されていてもよいフェニレンまたはナフチレン基、X1 はハロゲン原子、-N(R5 )R6 、-OR7 、-SR8 (式中、R5 、R6 、R7 及びR8 は、互いに独立に水素原子、置換されていてもよいアルキル、フェニル、ナフチルまたはベンジル基を表わす。)で示される基または置換されていてもよいピリジニオ基であり、n は、1 〜3 の数を表し、Y1 は-SO2 CH=CH2 または-SO2CH2 CH2 Q1 を表わす。ここでQ1 はアルカリの作用によって脱離する基を表わす。]で示される色素の少なくとも1種、遊離酸の形で下記一般式(2)【化-2】[式中、R9 及びR10は、互いに独立に水素原子または置換されていてもよいアルキル基を、A2 は更に置換されていてもよいフェニレンまたはナフチレン基、X2 はハロゲン原子、-N(R11)R12、-OR13、-SR14(式中、R11、R12、R13及びR14は、互いに独立に水素、置換されていてもよいアルキル、フェニル、ナフチルまたはベンジル基を表わす。)で示される基または置換されていてもよいピリジニオ基であり、m は、1 〜3 の数を表し、Y2 は-SO2 CH=CH2 または-SO2 CH2 CH2 Q2 を表わす。ここでQ2 はアルカリの作用によって脱離する基を表わす。]で示される色素の少なくとも1種及び遊離酸の形で下記一般式(3)【化-3】[式中、R15及びR16は、互いに独立に水素原子または置換されていてもよいアルキル基、A3 は更に置換されていてもよいフェニレンまたはナフチレン基、Z1 、Z2 は互いに独立に水酸基またはアミノ基を表すがZ1 、Z2 が同時にアミノ基の場合は除き、X3 はハロゲン原子、-N(R17)R18、-OR19、-SR20(式中、R17、R18、R19及びR20は、互いに独立に水素、置換されていてもよいアルキル、フェニル、ナフチルまたはベンジル基を表わす。)で示される基または置換されていてもよいピリジニオ基であり、p は、1 〜3 の数を、q は1〜2の数を、Y3 は-SO2 CH=CH2 または-SO2 CH2 CH2 Q3 を表わす。ここでQ3 はアルカリの作用によって脱離する基を表わす。]で示される色素の少なくとも1種とを含有してなることを特徴とするインクジェット捺染用フルブラックインク。
IPC (3件):
C09D 11/00 PSZ ,  D06P 5/00 111 ,  C09B 62/51
FI (3件):
C09D 11/00 PSZ ,  D06P 5/00 111 A ,  C09B 62/51 C

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