特許
J-GLOBAL ID:200903072604637313

液体噴射記録ヘッドおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阪本 善朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-118940
公開番号(公開出願番号):特開2000-309093
出願日: 1999年04月27日
公開日(公表日): 2000年11月07日
要約:
【要約】【課題】 溝付き天板と素子基板の接合に際して、簡単にかつ確実に位置合わせして接合することができる液体噴射記録ヘッドとその製造方法を提供する。【解決手段】 複数の吐出エネルギー発生素子11と隣接する前記素子11間にそれぞれ一対の壁部12を形成した複数の素子基板10を横方向に微小量移動し得るようにベースプレート30上に順次仮接着して配列し、溝付き天板20を素子基板10に接合する際に、素子基板10を超音波振動により横方向に適宜微小量移動させながら、溝付き天板20の流路壁22を素子基板10上の一対の壁部12の間に嵌合させて、溝付き天板20を複数の素子基板10に密着接合させる。これにより、前記素子11と液流路溝21とを概略的な位置調整で精度良く位置合わせすることができ、前記素子11と液流路溝21との間に生じるピッチずれを解消でき、簡単かつ容易に低コストで精度の良い接合を可能にする。
請求項(抜粋):
記録液を吐出するための複数の吐出エネルギー発生素子が設けられた素子基板と、前記吐出エネルギー発生素子に対応するように複数の液流路溝が設けられた溝付き天板とを備え、前記溝付き天板を前記素子基板の吐出エネルギー発生素子列を覆うように接合してなる液体噴射記録ヘッドにおいて、前記素子基板上の複数の吐出エネルギー発生素子の互いに隣接する吐出エネルギー発生素子間にそれぞれ前記素子基板上の吐出エネルギー発生素子が設けられている面を基準にして上方へ突出する一対の壁部を形成し、該壁部の隙間に前記溝付き天板の液流路溝を区分する流路壁が嵌合させて、前記溝付き天板と前記複数の素子基板とを密着接合して構成することを特徴とする液体噴射記録ヘッド。
IPC (3件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055 ,  B41J 2/16
FI (2件):
B41J 3/04 103 A ,  B41J 3/04 103 H
Fターム (10件):
2C057AF24 ,  2C057AF93 ,  2C057AG08 ,  2C057AG12 ,  2C057AG29 ,  2C057AP02 ,  2C057AP25 ,  2C057AP52 ,  2C057AP77 ,  2C057BA03

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