特許
J-GLOBAL ID:200903072605170729

自動車内装部品用ポリプロピレン系樹脂組成物及びそれを用いて成形してなる自動車内装用部品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡邉 一平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-242970
公開番号(公開出願番号):特開平8-104792
出願日: 1994年10月06日
公開日(公表日): 1996年04月23日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】(A)成分エチレン構造の含有量が0.5〜8重量%である結晶性エチレン・プロピレンブロック共重合体60〜90重量%と、(B)成分:(a)1,2-ビニル結合の割合が20モル%以下であるポリブタジエンのブロック(ブロックI)と、1,2-ビニル結合の割合が30〜50モル%であるポリブタジエンのブロック(ブロックII)からなるポリブタジエン系ブロック重合体5〜20重量%、及び(C)成分タルク5〜35重量%からなる自動車内装部品用ポリプロピレン系樹脂組成物。【効果】剛性や耐熱性に優れ、又、表面硬度が高く無塗装でも成形品表面に傷が付きにくく、フローマークやウェルドが目立たず製品外観が綺麗であるとともに、低光沢で窓ガラスへの反射が少ない。
請求項(抜粋):
(A)成分(a)エチレン構造の含有量が0.5〜8重量%であり、(b)ポリプロピレン成分の沸騰n-ヘプタン不溶分が95重量%以上であり、(c)メルトフローレート(MFR:230°C、2160g)が10〜70g/10分の範囲である結晶性エチレン・プロピレンブロック共重合体であり、(d)当該結晶性エチレン・プロピレンブロック共重合体の常温p-キシレン可溶分の割合が4〜20重量%であり、(e)当該常温p-キシレン可溶分のエチレン構造の含有量が20〜45重量%、かつ極限粘度(135°C、デカリン)が4dl/g以上である、結晶性エチレン・プロピレンブロック共重合体60〜90重量%と、(B)成分(a)1,2-ビニル結合の割合が20モル%以下であるポリブタジエンのブロック(ブロックI)と、1,2-ビニル結合の割合が30〜50モル%であるポリブタジエンのブロック(ブロックII)からなり、(b)ブロックIとブロックIIが、一般式(I-II)nX(n=3以上、XはSi、Sn、Ge、SiR(Rはアルキル基又はアリール基)からなる群から選択した原子又は原子団を示す。)で表される結合をしており、(c)ブロックIとブロックIIの総計100重量%のうち、ブロックIの割合が30〜15重量%、ブロックIIの割合が70〜85重量%であり、(d)二重結合の内の90モル%以上が水素添加されており、かつ、(e)メルトフローレート(230°C、10kg)が2〜15g/10分であるポリブタジエン系ブロック重合体5〜20重量%、及び(C)成分(a)レーザー回折法で測定した平均粒子径が3〜5μm、(b)BET比表面積が5〜13m2 /g、(c)トップカット径が20μm未満である、タルク5〜35重量%からなる自動車内装部品用ポリプロピレン系樹脂組成物。
IPC (6件):
C08L 53/00 LLY ,  C08L 53/00 LLV ,  C08K 3/34 ,  C08L 23/08 LCN ,  C08L 23/16 LCY ,  C08L 53/02

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