特許
J-GLOBAL ID:200903072605510660

内燃機関のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-131363
公開番号(公開出願番号):特開平10-317922
出願日: 1997年05月21日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】【課題】ベーン体のベーンとハウジングの凹部との衝突を緩和し、ひいては同衝突に起因する異音等の発生をも抑制することのできる内燃機関のバルブタイミング制御装置を提供する。【解決手段】各ベーン32は、吸気側カムシャフト12の径方向に放射状に所定の曲率Rを有して延びている。この曲率Rは進角側油圧室13に対する面は凹曲率で、遅角側油圧室14に対する面は凸曲率となっている。一方、各突状部33も同様に曲率Rを有して突出している。すなわち、進角側、遅角側各油圧室13,14の対向するベーン32及び突状部33は同一の曲率Rを有している。ベーン32が遅角側又は進角側の一方の油圧室13,14側一杯に回動する際、対向するベーン32及び突状部33の当接は曲率Rを有する面においてなされる。
請求項(抜粋):
同一の回転軸心を有して内燃機関の出力軸及び同機関のバルブを開閉駆動するカムシャフトの一方及び他方に連結された第1及び第2の回転体を備えるとともに、前記第1の回転体に形成された凹部を前記第2の回転体に形成されたベーンにて区画することによりベーンの両側に第1及び第2の液室を形成し、該形成した液室に対する液圧制御に基づき前記第1及び第2の回転体を相対回転させて前記機関出力軸と前記カムシャフトとの相対回転位相を変更し、前記バルブの開閉タイミングを可変制御する内燃機関のバルブタイミング制御装置において、前記凹部と前記ベーンとの当接面は非平面であることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
IPC (2件):
F01L 1/34 ,  F02D 13/02
FI (2件):
F01L 1/34 E ,  F02D 13/02 G

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