特許
J-GLOBAL ID:200903072623391589

アクティブ消音装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-105271
公開番号(公開出願番号):特開平6-318083
出願日: 1993年05月06日
公開日(公表日): 1994年11月15日
要約:
【要約】【目的】 適応型FIRフィルタを用いたアクティブ消音装置において、マイクロフォンによる音の検出精度の向上を図り、且つシステムの信頼性を向上させる。【構成】 検出マイクロフォン3によりダクト1内の騒音を検出し、この騒音に対して逆位相で同振幅の反転音をスピーカ4からダクト1内に放射するようにしたアクティブ消音装置において、検出マイクロフォン3をダクト1内の騒音源Spから等しい位置に複数配置すると共に、各検出マイクロフォン3の出力信号を合算する音響ミキサー6を備えさせる。そして、この音響ミキサー6での合算により、各検出マイクロフォン3の出力信号のノイズ成分が相殺され、騒音の検出精度が向上される。また、1個の検出マイクロフォン3が故障した場合でも、その他の検出マイクロフォン3により騒音の検出精度が維持される。
請求項(抜粋):
空間(2) の騒音を検出して騒音信号を出力する騒音検出手段(3) と、該騒音検出手段(3) からの騒音信号に対して逆位相で同振幅の反転音信号を生成する消音用FIRフィルタ(13)と、該消音用FIRフィルタ(13)により生成された反転音信号を受けて反転音を前記空間(2) に放射する付加音源(4) と、前記空間(2) の所定観測点に配置され、該観測点の低減音レベルを検出して低減音信号をフィードバック出力するモニタ手段(5) と、前記騒音検出手段(3) からの騒音信号及びモニタ手段(5) からフィードバックされた低減音信号を入力し、騒音信号及び低減音信号により前記観測点周辺の音圧レベルを低減するように前記消音用FIRフィルタ(13)のフィルタ係数を更新する適応型アルゴリズム実行手段(15)とを備えたアクティブ消音装置において、前記騒音検出手段(3) は、空間(2) 内の複数箇所に配設されていて、各箇所において該空間(2) の騒音が検出可能となっていると共に、この各騒音検出手段(3),(3),...の騒音信号を合算し、この合算された騒音信号を前記消音用FIRフィルタ(13)及び適応型アルゴリズム実行手段(15)に送信する信号合算手段(6) が備えられていることを特徴とするアクティブ消音装置。
IPC (7件):
G10K 11/16 ,  F01N 1/00 ,  F24F 13/02 ,  H03H 17/04 ,  H03H 17/06 ,  H03H 21/00 ,  H04R 3/00 310
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平3-203496
  • 特開昭62-145998
  • 特表平1-502973
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審査官引用 (2件)
  • 特開平3-203496
  • 特開昭62-145998

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