特許
J-GLOBAL ID:200903072624351599

楽音信号発生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-080116
公開番号(公開出願番号):特開2001-265342
出願日: 2000年03月22日
公開日(公表日): 2001年09月28日
要約:
【要約】【課題】 操作された鍵に応じて発音するための楽音信号発生装置において、楽音信号を生成する楽音信号生成手段が全て発音中であっても、新たに操作された鍵に応じて発音でき、その際、既に発音中の音に起因した違和感を演奏者や聴き手に与えないようにし、特に、和音が発音されている場合には、この和音を正常に発音した状態を保持する。【解決手段】 押鍵されたと判断すると(S10)、空きチャネルがなく(S20:NO)、最新発音の4チャネルを除いた中にステレオ発音中のチャネルがあれば(S22:YES)、最古発音のチャネルを選択しすると共にR側のチャネルを消音して新たなキーオンに対応するためのチャネルとして確保する(S24)。また、残ったL側のチャネルのパンニング係数をキーナンバに基づいて変更等を行って(S26)、モノラル発音させる(S14)。この結果、違和感を伴うことなく、発音中の音を消音できる。
請求項(抜粋):
楽音信号を生成する複数の楽音信号生成手段と、前記楽音信号生成手段が発音状態,消音状態のいずれであるか、及び、該楽音信号生成手段が発音状態となった時期を記憶する生成状態記憶手段と、鍵が操作されると、前記生成状態記憶手段の記憶内容を参照して、消音状態の前記楽音信号生成手段を二つ選択し、選択した該二つの楽音信号生成手段に該鍵に対応した所定の音をステレオ発音するための左,右の楽音信号をそれぞれ生成させ、該生成状態記憶手段の記憶内容を更新する割り当て手段と、前記複数の楽音信号生成手段にて生成された左,右の楽音信号をそれぞれ合成し、合成した該左,右の楽音信号をそれぞれ出力する出力手段とを備える楽音信号発生装置において、前記割り当て手段は、鍵が操作されると、前記生成状態記憶手段の記憶内容を参照して、消音状態の前記楽音信号生成手段があるかどうかを判断する第1の生成状態判断手段と、前記第1の生成状態判断手段により、消音状態の前記楽音信号生成手段がないと判断した場合には、前記生成状態記憶手段の記憶内容を参照して、該楽音信号生成手段における最も新たに発音した分から遡って、あらかじめ決められた数までの分を除いた中から、ステレオ発音のための左,右の楽音信号を生成している二対の該楽音信号生成手段があるかどうかを判断する第2の生成状態判断手段と、前記第2の生成状態判断手段により、前記二対の前記楽音信号生成手段があると判断した場合には、該二対の前記楽音信号生成手段があると判断されたものの中から任意の二対の該楽音信号生成手段を選択し、更に、該二対の楽音信号生成手段の内で、各対の内の一方の楽音信号生成手段を消音状態にして、前記生成状態記憶手段の記憶内容を更新する第1の信号生成確保手段と、前記第1の信号生成確保手段により消音状態とされない二つの楽音信号生成手段にて生成された楽音信号を、それぞれ該二つの楽音信号生成手段から左,右の楽音信号として出力させる出力制御手段とを備えていることを特徴とする楽音信号発生装置。
IPC (3件):
G10H 1/18 101 ,  G10H 1/18 ,  G10H 1/00
FI (3件):
G10H 1/18 101 ,  G10H 1/18 Z ,  G10H 1/00 C
Fターム (4件):
5D378CC36 ,  5D378CC44 ,  5D378CC46 ,  5D378JA02

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