特許
J-GLOBAL ID:200903072625130324

X線CT装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 國分 孝悦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-152920
公開番号(公開出願番号):特開平5-322802
出願日: 1992年05月20日
公開日(公表日): 1993年12月07日
要約:
【要約】【目的】 正確な拡大投影像と断層像を簡単に得ることができるX線CT装置を提供することを目的とする。【構成】 先端中央が鋭角な調整用サンプルAを回転テーブル2の上に設置し、X線発生装置1と調整用サンプルとの距離を変化させ、各距離において得られるそれぞれの拡大投影像を画像表示装置5aに表示し、それぞれの拡大投影像の拡大率と調整用サンプルの上端部分のそれぞれの位置座標とからX線焦点10の位置を求め、求められた焦点の位置に基づいて、二次元X線検出器4の中心の法線延長上にX線焦点10の位置を一致させることにより、回転テーブル2の回転軸を断層面を含む平面上の法線と等しくさせる。
請求項(抜粋):
X線発生装置と、被検査物を保持して回転させる回転装置と、上記回転装置を中にして上記X線発生装置と対向して配置され、上記X線発生装置により放射されて上記被検査物を透過した後のX線を検出する二次元X線検出装置とを有し、上記被検査物の拡大投影像を画像表示装置に表示するとともに、上記回転装置によって上記被検査物を微小角度づつ回転させて上記二次元X線検出器の中央位置での数本の画素列を利用してCT画像再構成処理に必要な透過データを収集し、上記透過データにより上記被検査物の断層像を再構成して上記画像表示装置に表示するX線CT装置において、上記回転装置に設置されていて、その先端の中央が鋭角に形成された調整用サンプルと、上記X線発生装置との距離を種々に変化させ、各距離においてそれぞれ得られる拡大投影像を上記画像表示装置に表示したときに、上記調整用サンプルの先端部分のそれぞれの位置座標と、上記それぞれの拡大投影像の拡大率とからX線焦点の位置を求める検出手段と、上記検出手段により求めたX線焦点の位置に基づいて上記X線発生装置の位置を変化させて、上記二次元X線検出器の中心の法線延長上にX線焦点の位置を一致させ、かつ被検査物の回転軸を断層面を含む平面上の法線と等しくさせるX線焦点位置調整手段とを設けたことを特徴とするX線CT装置。

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