特許
J-GLOBAL ID:200903072627075010
カラー液晶表示装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-244178
公開番号(公開出願番号):特開平9-090315
出願日: 1995年09月22日
公開日(公表日): 1997年04月04日
要約:
【要約】【課題】透過率を高くするとともに1つの画素で複数の色を表示し、しかもコントラストが高くまた色質も良い高品質のカラー表示を実現する。【解決手段】表側偏光板20と液晶セル10との間に2枚の位相差板22,23を配置し、そのうちのセル位相差板23のリタデーションを、偏光板側位相差板22のリタデーションの2.5〜3.5倍にするとともに、液晶セル10の液晶分子のツイスト角およびΔndの値と、2枚の位相差板22,23のリタデーションの値と、表裏の偏光板20,21と各位相差板22,23の光学軸の方向と、液晶セル10の両基板の近傍における液晶分子の配向方向とを、一方の偏光板20を透過して入射した直線偏光が、位相差板22,23と液晶セル10の液晶層とを透過する間にそれらの複屈折作用を受け、その光が他方の偏光板21を透過して、その各波長光の光強度の比が所望の比率になるように設定した。
請求項(抜粋):
内面に電極が形成された一対の基板間に液晶分子がツイスト配向した液晶層を設けてなる液晶セルと、この液晶セルをはさんで配置された一対の偏光板と、そのいずれかの偏光板と前記液晶セルとの間に互いに重ねて配置された2枚の位相差板とを備え、前記2枚の位相差板のうちの液晶セル側の位相差板のリタデーションを、偏光板側の位相差板のリタデーションの2.5〜3.5倍にするとともに、前記液晶セルの液晶分子のツイスト角および液晶の屈折率異方性Δnと液晶層厚dとの積Δndの値と、前記2枚の位相差板のそれぞれのリタデーションの値と、前記一対の偏光板と前記2枚の位相差板のそれぞれの光学軸の方向と、前記液晶セルの両基板の近傍における液晶分子の配向方向とを、一方の偏光板を透過して入射した直線偏光が、前記2枚の位相差板と液晶セルとを透過する間に、各位相差板の複屈折作用と液晶層の複屈折作用とを受け、その光が他方の偏光板を透過して、その各波長光の光強度の比が所望の比率になるように設定したことを特徴とするカラー液晶表示装置。
IPC (2件):
G02F 1/133 500
, G02F 1/1335 515
FI (2件):
G02F 1/133 500
, G02F 1/1335 515
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