特許
J-GLOBAL ID:200903072633480091

ボイラの給水処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-326129
公開番号(公開出願番号):特開平8-170806
出願日: 1994年12月27日
公開日(公表日): 1996年07月02日
要約:
【要約】【目的】給水管の内壁面全体に対して均一な酸化鉄の腐食防止用保護皮膜を形成することを目的とする。【構成】ボイラ3と、ボイラ3で発生した蒸気が蒸気管6を介して送り込まれ、発電機を駆動する蒸気タービン12と、蒸気タービン12を通過した蒸気を復水する復水器13と、復水されたボイラ水を給水管16を介してボイラ3に供給するようにした汽力発電所1において、給水管16内には酸素水を供給する。酸素水は気体と異なり液体であるためボイラ水にスムーズかつ均一に溶け込む。そして、このボイラ水が給水管の内壁面に接触されることにより、給水管の内壁面に3価の酸化鉄(Fe2O3 )とからなる保護皮膜が均一に形成される。そして、この保護皮膜により給水管16の腐食が防止される。
請求項(抜粋):
ボイラで発生した蒸気を蒸気管を介して復水器に送り込んでボイラ水に復水し、復水されたボイラ水を給水管を介して再びボイラに戻すボイラの給水方法において、復水器の下流域における給水管には水に酸素を溶解した酸素水を注入し、給水管内を流れるボイラ水に所定濃度の酸素水を溶け込ませて給水管の内壁面に酸化鉄の腐食防止用皮膜を形成することを特徴とするボイラの給水処理方法。
IPC (2件):
F22D 11/00 ,  F22B 37/00
引用特許:
審査官引用 (5件)
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