特許
J-GLOBAL ID:200903072635229957

スタータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-338866
公開番号(公開出願番号):特開平9-177644
出願日: 1995年12月26日
公開日(公表日): 1997年07月11日
要約:
【要約】【課題】 可動接点24が補助接点22とバッテリ側固定接点19とを導通してからモータ側固定接点21とバッテリ側固定接点19とを導通するまでの間、プランジャ17を吸引するだけの吸引力を確保すること。【解決手段】 プランジャロッド36に取り付けられた可動接点24は、起動用抵抗23の端部に設けられた補助接点22を導通した後、更にプランジャ17が吸引されることで、補助接点22を導通したままバッテリ側固定接点19とモータ側固定接点21とを導通することができる。起動用抵抗23の抵抗値は、可動接点24が補助接点22とバッテリ側固定接点19とを導通してからモータ側固定接点21とバッテリ側固定接点19とを導通するまでの間、吸引コイル13の始動スイッチ12に接続された他端部の印加電圧の方が、起動用抵抗23と始動モータ2との間に接続された一端部の印加電圧より高くなるように設定されている。
請求項(抜粋):
バッテリより通電を受けて磁力を発生するコイル、および前記コイルの発生する磁力により吸引されるプランジャを有するマグネットスイッチと、前記プランジャの移動に伴って変位する可動接点と、前記バッテリから始動モータへの通電を行うモータ回路に介在されて、前記プランジャが吸引されて所定量移動した時に前記可動接点が導通する固定接点と、この固定接点と並列に接続されて、前記固定接点より前に前記可動接点が導通する補助接点と、前記可動接点が前記補助接点を導通してから前記固定接点を導通するまでの間、前記補助接点を経て前記始動モータへ流れる電流を制限する起動用抵抗とを備え、前記プランジャの移動に伴ってピニオンをエンジンのリングギヤ側へ移動させるスタータにおいて、前記コイルは、一端側が前記起動用抵抗と前記始動モータとの間に接続され、他端側が始動スイッチを介して前記バッテリの正極に接続された吸引コイルと、一端側が前記吸引コイルの他端側に接続され、他端側が接地された保持コイルとから成り、前記起動用抵抗の抵抗値は、前記可動接点が前記補助接点を導通してから前記固定接点を導通するまでの間、前記吸引コイルの他端側に印加される電圧が、一端側に印加される電圧より高くなるように設定されていることを特徴とするスタータ。
IPC (2件):
F02N 11/08 ,  F02N 11/00
FI (3件):
F02N 11/08 W ,  F02N 11/08 V ,  F02N 11/00 R
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • スイッチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-270990   出願人:日本電装株式会社

前のページに戻る