特許
J-GLOBAL ID:200903072639116227
車両スライド扉の動力スライド装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
新関 宏太郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-352074
公開番号(公開出願番号):特開平11-166365
出願日: 1997年12月05日
公開日(公表日): 1999年06月22日
要約:
【要約】【目的】 クラッチ機構の連結状態およびブレーキ状態を手動で解除できるようにする。【構成】 クラッチ機構15は、モータ7が正転すると第1連結状態となってワイヤードラム8を一方方向に回転させモータ7が逆転すると第2連結状態となってドラム8を他方方向に回転させ、第1連結状態においてドラム8がオーバースピードで一方方向に回転するとドラム8の回転をモータ7に伝達する第1ブレーキ状態に切り替わり第2連結状態においてドラム8がオーバースピードで他方方向に回転するとドラム8の回転をモータ7に伝達する第2ブレーキ状態に切り替わる。第1連結状態と前記第2連結状態とは、ドラム8を一方方向に回転させた後他方方向に又はその逆に回転させることにより解除され、第1ブレーキ状態と前記第2ブレーキ状態とは、ドラム8を他方方向又はその逆に回転させることにより解除される。
請求項(抜粋):
車体1に対してスライド移動することにより開閉するスライド扉2にワイヤーケーブル9を介して連結され一方に回転すると前記スライド扉2を閉扉方向にスライドさせ他方に回転すると前記スライド扉2を開扉方向にスライドさせるワイヤードラム8と、前記ワイヤードラム8を回転させるモータ7と、前記ワイヤードラム8と前記モータ7との間に設けられ前記モータ7の出力を前記ワイヤードラム8に伝える連結状態と前記ワイヤードラム8の回転を前記モータ7に伝達しない非連結状態と切り替わるクラッチ機構15とからなり、前記クラッチ機構15は前記モータ7が正転すると第1連結状態となって前記ワイヤードラム8を前記一方方向に回転させ前記モータ7が逆転すると第2連結状態となって前記ワイヤードラム8を前記他方方向に回転させ前記第1連結状態および前記第2連結状態において前記モータ7の回転が停止しても前記第1連結状態および前記第2連結状態は保持され前記第1連結状態においては前記モータ7の所定量の逆転によりまた前記第2連結状態においては前記モータ7の所定量の正転により前記非連結状態に復帰する構成としたものにおいて、前記クラッチ機構15は、前記第1連結状態において前記ワイヤードラム8がオーバースピードで前記一方方向に回転すると前記ワイヤードラム8の回転を前記モータ7に伝達する第1ブレーキ状態に切り替わり、前記第2連結状態において前記ワイヤードラム8がオーバースピードで前記他方方向に回転すると前記ワイヤードラム8の回転を前記モータ7に伝達する第2ブレーキ状態に切り替わり、前記第1連結状態と前記第2連結状態および前記第1ブレーキ状態と前記第2ブレーキ状態は、前記モータ7が停止した状態において、前記スライド扉2を手動でスライドさせると解除されて前記非連結状態に復帰するように構成した車両スライド扉の動力スライド装置。
IPC (2件):
FI (2件):
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