特許
J-GLOBAL ID:200903072665142597
バルブタイミング調整装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
宮田 金雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-288224
公開番号(公開出願番号):特開2002-097910
出願日: 2000年09月22日
公開日(公表日): 2002年04月05日
要約:
【要約】【課題】 部品の加工精度のばらつきや温度変化による寸法変化が生じても、シールとハウジングとの軸心方向のクリアランスを能動的になくして内部の油の漏洩を抑制し、制御性能の安定したバルブタイミング調整装置を得る。【解決手段】 クランクシャフトと連結されて同期回転しシュー15間で油圧室16を構成するハウジング10と、吸排気バルブを開閉するカムシャフト21に挿着固定され油圧室16を進角油圧室17と遅角油圧室18に2分するベーン23を有しハウジング10内で所定角回動可能なロータ20と、シュー15またはベーン23の先端に収納され両油圧室16、17間の油漏洩を防ぐシール部材30と、これを径方向に付勢する第1の付勢部材32とを備えたバルブタイミング調整装置において、シール部材30は、軸心方向に分割され、かつ軸心方向に相対移動可能な分割構造を備え、かつ分割されたシール部材30を軸心方向に付勢する第2の付勢部材35を備えるようにした。
請求項(抜粋):
内燃機関の出力軸であるクランクシャフトとチェーン等で連結され前記クランクシャフトと同期回転し径方向内側に突起した複数のシューを有しそのシュー間で油圧室を構成するハウジングと、前記内燃機関の吸気バルブまたは排気バルブの開閉を行うためのカムシャフトに挿着固定され前記油圧室を進角油圧室と遅角油圧室に2分する径方向外側に突起した複数のベーンを有し前記ハウジング内で所定角度範囲内で相対回動可能なロータと、前記シューまたは前記ベーンの先端に収納され前記両油圧室間の油漏洩を防ぐためのシール部材と、前記シール部材を径方向内向きまたは外向きに付勢する第1の付勢部材とを備えたバルブタイミング調整装置において、前記シール部材は、前記カムシャフトの回転軸心と平行な軸心方向に分割され、かつ分割された前記シール部材が軸心方向に相対移動可能な分割構造を備え、かつ分割された前記シール部材を軸心方向に付勢する第2の付勢部材を備えたことを特徴とするバルブタイミング調整装置。
Fターム (19件):
3G018AB02
, 3G018BA29
, 3G018BA33
, 3G018DA20
, 3G018DA56
, 3G018DA67
, 3G018DA72
, 3G018DA73
, 3G018DA75
, 3G018DA76
, 3G018DA77
, 3G018DA84
, 3G018DA85
, 3G018DA86
, 3G018FA01
, 3G018FA07
, 3G018GA02
, 3G018GA25
, 3G018GA27
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