特許
J-GLOBAL ID:200903072674951007

希薄燃焼内燃機関

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 有
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-103040
公開番号(公開出願番号):特開平11-294147
出願日: 1998年04月14日
公開日(公表日): 1999年10月26日
要約:
【要約】【課題】 希薄燃焼内燃機関において、吸蔵型NOX 触媒の損傷を招くことなく且つ燃費の悪化を抑制しながら、NOX 触媒からの被毒物質の放出を行なうことができるようにする。【解決手段】 リーン燃焼運転が可能な希薄燃焼内燃機関において、排気通路に、該酸化雰囲気にてNOX を吸蔵し還元雰囲気にてNOX を放出する複数の吸蔵型NOX 触媒6A,6Bが、互いに直列に介装され、劣化判定手段32で吸蔵型NOX 触媒6A,6Bが被毒物質が吸蔵されていると判定すると、触媒再生制御手段29が、主燃料噴射と追加燃料噴射とによる排ガスの総合空燃比をリッチにさせることで被毒物質を放出する処理、又は、主燃料噴射のみによる排ガスの空燃比を理論空燃比よりもリッチにさせると共に主燃焼のための点火時期をリタードさせることで被毒物質を放出する処理、を行なう。
請求項(抜粋):
排気通路内を酸化雰囲気とするように理論空燃比よりも高い空燃比で運転を行なうリーン燃焼運転が可能な希薄燃焼内燃機関において、該排気通路に、該酸化雰囲気にてNOX を吸蔵し還元雰囲気にてNOX を放出する少なくとも2つの吸蔵型NOX 触媒が、互いに直列に介装されるとともに、同一の燃焼サイクル内で、出力トルクを得る主燃焼のための主燃料噴射とは別に、出力トルクに影響しにくいタイミングで燃料噴射を行なう追加燃料噴射を可能に構成されて、該吸蔵型NOX 触媒に被毒物質が吸蔵されて劣化しているか否かを判定する劣化判定手段と、該劣化判定手段で上流側の該吸蔵型NOX 触媒が被毒物質の吸蔵により劣化していると判定されると、該追加燃料噴射を行なって該主燃料噴射と該追加燃料噴射とによる排ガスの総合空燃比を理論空燃比よりもリッチにさせることで該吸蔵型NOX 触媒から該被毒物質を放出する処理と、該劣化判定手段で下流側の該吸蔵型NOX 触媒が被毒物質の吸蔵により劣化していると判定されると、該追加燃料噴射は行なわずに該主燃料噴射のみによる排ガスの空燃比を理論空燃比よりもリッチにさせると共に主燃焼のための点火時期をリタードさせることで該吸蔵型NOX 触媒から該被毒物質を放出する処理と、を行なう触媒再生制御手段とをそなえていることを特徴とする、希薄燃焼内燃機関。
IPC (10件):
F01N 3/20 ,  F01N 3/24 ,  F01N 3/28 301 ,  F01N 3/28 ,  F02D 41/04 305 ,  F02D 41/22 305 ,  F02D 41/34 ,  F02D 43/00 301 ,  F02D 43/00 ,  F02P 5/145
FI (12件):
F01N 3/20 E ,  F01N 3/20 B ,  F01N 3/20 C ,  F01N 3/24 R ,  F01N 3/28 301 C ,  F01N 3/28 301 J ,  F02D 41/04 305 A ,  F02D 41/22 305 Z ,  F02D 41/34 E ,  F02D 43/00 301 B ,  F02D 43/00 301 E ,  F02P 5/145 L
引用特許:
審査官引用 (1件)

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