特許
J-GLOBAL ID:200903072675804008

並列演算装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 櫻井 俊彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-084151
公開番号(公開出願番号):特開平6-274523
出願日: 1993年03月18日
公開日(公表日): 1994年09月30日
要約:
【要約】〔目的〕複数のノードがライン上に配列され、このようなラインが複数配列されかつ各ノードの変数を各ライン上及びライン間の最隣接のノードの変数から決定するための方程式が各ノードについて定義された連立方程式を高速で演算可能な並列演算回路を提供する。また、このような並列演算装置をノードの三次元配列にも適用可能なように拡張する。〔構成〕各ラインを互いに1ライン跳びの関係を有する第1,第2のライン群に分割する手段(P)と、第1,第2のライン群の一方に属する各ライン上の各ノードについて設定又は演算された初期値又は演算値結果から他方に属する各ライン上の各ノードの変数を演算することを第1,第2のライン群間で交番しながらかつ各ライン群内ではそれぞれに属する各ラインについて並列的に実行する並列演算手段(C1,C2,C3)とを備える。上記第1,第2のライン群への分割をプレーン間でも一つ跳びの関係を有するように拡張することにより、三次元モデルにも適用可能とする。
請求項(抜粋):
複数のノードがライン上に配列され、このようなラインが複数配列され、かつ各ノードの変数を各ライン上及びライン間の最隣接のノードの変数から決定するための方程式が各ノードについて定義された連立方程式を行列表現で演算する演算装置において、(a) 前記各ライン上ではその一端から他端に向けてノードの配列順に通し番号を付与すること、及び、各ライン間では一端のラインから1ライン跳びに他端のライン又はその最隣接ラインまで一つ跳びに通し番号を付与し、かつ前記一端のラインの最隣接ラインから前記他端のライン又はその最隣接ラインまで一つ跳びに連続した通し番号を付与することにより各ライン上のノードに付与した通し番号の大小に対応した第1,第2のライン群を形成する手段と、(b)前記各ノードについて定義された連立方程式を前記各ライン上の各ノードに付与された通し番号を行番号及び列番号とする行列式で表現することにより前記ライン単位にブロック化された行列を含む行列式を得る手段と、(c)前記行列式を前記第1,第2のライン群ごとの第1,第2の部分行列式に分解し、前記第1,第2のライン群の一方に属する各ライン上の各ノードついて設定又は演算された変数の初期値又は演算結果を用いて他方のライン群に属する各ライン上のノードの変数を前記第1,第2の部分行列に含まれる各ラインごとに並列演算することを前記第1,第2の部分行列式について交互に適宜回数反復する手段とを備えたことを特徴とする並列演算装置。
IPC (2件):
G06F 15/324 ,  G06F 15/347

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