特許
J-GLOBAL ID:200903072680319843

金属ガスケット及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 青山 葆 ,  河宮 治 ,  石井 久夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-236608
公開番号(公開出願番号):特開2005-003205
出願日: 2004年08月16日
公開日(公表日): 2005年01月06日
要約:
【課題】 金属ガスケットを接合面間で締付けたときに、シール材層がミクロシールの機能を果たすだけでなく、シール線をも形成し得るようにし、シール線を多重化しシール性能を向上させる。また、かかるガスケットを有利に製造する方法を提案する。【解決手段】 本発明の金属ガスケットは、流体流通穴を囲繞するビード5と表面を被覆するシール材層8とを備え、ビード基部の反対側表面54及びビード頂部の裏面53における厚肉シール材層82及び83を、平坦部7の薄肉シール材層80よりも厚くされている。本発明の金属ガスケットを締付けると、ビードによるシール線と、厚肉シール材層によるシール線とが形成されて、シール線が多重化される。【選択図】図2
請求項(抜粋):
弾性を有する金属板から形成されており、シリンダボア及び液体流通路を含む穴部と、該穴部を囲繞しシールする突状ビードと、上記金属板の表面を被覆するシール材層と、を備えた金属ガスケットにおいて、 上記ビードの基部の反対側表面に被覆した基部厚肉シール材層が、金属板の平坦部のシール材層よりも厚くされており、 上記ビードの頂部の裏側に被覆した頂部厚肉シール材層が金属板の平坦部のシール材層よりも厚く構成されており、 金属ガスケットが締付けられたときには、ビードの頂部及びビード基部には、高面圧の第1及び第2主シール線が形成され、且つ上記基部厚肉シール材層及び頂部厚肉シール材層の各々が、前記主シール線の面圧よりも低面圧の副シール線を形成し、 金属ガスケットの一方の表面には上記第1主シール線と上記第2副シール線とが、他方の表面には上記第2主シール線と上記第1副シール線とが、それぞれ交互に離間して配置され、ガスケット両面には多重状態の複数のシール線が形成されることを特徴とする金属ガスケット。
IPC (2件):
F16J15/08 ,  F02F11/00
FI (2件):
F16J15/08 Q ,  F02F11/00 L
Fターム (6件):
3J040BA01 ,  3J040EA07 ,  3J040EA17 ,  3J040FA05 ,  3J040HA02 ,  3J040HA17

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