特許
J-GLOBAL ID:200903072680933126
皮膚バリア機能の改善のための素材の有用性の鑑別方法。
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-197573
公開番号(公開出願番号):特開2008-026092
出願日: 2006年07月20日
公開日(公表日): 2008年02月07日
要約:
【課題】皮膚バリア機能の改善に有用な働きをする物質を簡便に鑑別する方法を提供する。【解決手段】3次元培養皮膚において、これを希薄なドデシル硫酸ナトリウム水溶液と接触させることによりクローディン1の発現が抑制されることを免疫染色法にて確認し、抑制されたクローディン1の発現を回復する作用を有する素材が、皮膚バリア機能を回復する作用(TEWLの回復作用)を有する事を見出し、これにより皮膚バリア機能の改善に有用な作用を有する素材を簡便に鑑別することができるようになった。【選択図】なし
請求項(抜粋):
予め培養された表皮細胞を分化誘導し、気液界面に角層類似構造を構築させて作成した基底層、有棘層、顆粒層、角層に相当する表皮類似構造物であって、該表皮類似構造物の角層側を弱度の化学損傷を施した後、生理食塩水で洗浄し、さらに1〜3日間、一方は通常の培地、もう一方は被験試料含有培地で培養した表皮類似構造物を用意し、該構造物の顕微鏡観察用の切片を作成し、切片におけるクローディン1の発現位置を可視化し、被験試料を含有しない通常の培地で培養した構造物の切片におけるクローディン1の発現に比して、被験試料含有培地で培養した構造物の切片のクローディン1の発現が明確に亢進していた場合に、前記被験試料は皮膚バリア機能の改善に有用な作用を有すると鑑別することを特徴とする、被験試料についての、皮膚バリア機能の改善作用の鑑別方法。
IPC (4件):
G01N 33/53
, G01N 33/48
, G01N 33/543
, G01N 21/78
FI (4件):
G01N33/53 Y
, G01N33/48 P
, G01N33/543 575
, G01N21/78 C
Fターム (25件):
2G045AA40
, 2G045BA14
, 2G045BB20
, 2G045BB24
, 2G045CB09
, 2G045DA36
, 2G045FA18
, 2G045FB12
, 2G054AA08
, 2G054AB04
, 2G054BB08
, 2G054CA23
, 2G054CE02
, 2G054EA03
, 2G054GA04
, 2G054GB04
, 4B063QA18
, 4B063QQ02
, 4B063QQ96
, 4B063QR69
, 4B063QR72
, 4B063QR77
, 4B063QR82
, 4B063QS33
, 4B063QX02
引用特許:
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