特許
J-GLOBAL ID:200903072688252756

地中連続壁用鋼材の洗浄方法および洗浄装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 雅利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-040070
公開番号(公開出願番号):特開平9-228365
出願日: 1996年02月27日
公開日(公表日): 1997年09月02日
要約:
【要約】【課題】 継手部などを効率的に洗浄すること。【解決手段】 洗浄装置10は、洗浄ポンプ12と、一対の洗浄ブラシ14と、支持体16と、支持体16を吊り下げて上下移動させるクレーンとを備えている。洗浄ポンプ12は、安定液が満たされた掘削孔中に浸漬され、吸込口12aが上方に位置し、吐出口12bが下方に位置するように支持体16に取り付けられている。ポンプ12の吐出口12bには、集合管20が連通接続され、集合管20には、3本の分岐管22が連通接続されていて、各分岐管22の先端側には、それぞれ噴射ノズル24が取り付けられている。一対の洗浄ブラシ14は、ロッド14aと、ロッド14aの上下端側および中間にそれぞれ取り付けられたブラシ14bと、ロッド14aの上下端に固設された円錐片14cとを有している。この洗浄ブラシ14は、フランジ板16bの外面側に設けられたパイプ26内に、ロッド14aを挿入することにより回転可能に保持されている。
請求項(抜粋):
地盤中に掘削された矩形状の掘削孔内に、継手部を介して相互に連結した鋼材パネルを建込んだ後に、前記掘削孔内にコンクリートなどの硬化性材料を充填して、横方向に連結された先,後行パネルを順次構築する地中連続壁工法における鋼材の洗浄方法において、前記先行パネルの横方向に前記後行パネル用の掘削孔を掘削した状態で、この掘削孔の端部に露出する前記鋼材パネルに、前記掘削孔内に充満されている安定液を上下方向に移動させながら噴射するとともに、前記継手部内に洗浄ブラシを挿入して上下移動させることを特徴とする地中連続壁用鋼材の洗浄方法。

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