特許

J-GLOBAL ID：200903072689083877

建物の支持構造

発明者： 深山 昌己
出願人/特許権者： トヨタ自動車株式会社
代理人 (1件)： 中島 淳 (外4名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-272603
公開番号（公開出願番号）：特開平11-107384
出願日： 1997年10月06日
公開日（公表日）： 1999年04月20日
要約：

【要約】【課題】 アンカーボルトに曲げ力が発生しないようにして、建物の柱を基礎に固定する。【解決手段】 柱10と基礎12との間にスペーサ22が配置され、高さが調整されるようになっている。また、柱10と基礎12とはアンカーボルト20で固定され、スペーサ22の貫通孔26とアンカーボルト20の周りの隙間には、グラウト材28が充填されている。アンカーボルト20の外周面の隙間をグラウト材28を充填することで、建物に水平力が作用したとき、力学的には、水平力はアンカーボルト20のせん断力として働く。このため、アンカーボルト20の曲げ力を考慮する必要がないので、従来より板厚の厚いスペーサ22を用いて、構造上の安全性を損なうことなく、レベル調整を行うことができる。

請求項（抜粋）：

建物下部と基礎とをアンカー部材で固定する建物の支持構造において、前記建物下部と前記基礎との間に配置されるスペーサと、前記スペーサと前記アンカー部材の外周面との隙間を充填するグラウト材と、を有することを特徴とする建物の支持構造。

IPC (3件)：

E04B 1/58 511 ,  E02D 27/00 ,  E04B 1/24

FI (3件)：

E04B 1/58 511 H ,  E02D 27/00 D ,  E04B 1/24 R

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 特開昭62-017239
  
• 特開昭62-017239