特許
J-GLOBAL ID:200903072693165624

シートベルト装置のトングアセンブリ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-322968
公開番号(公開出願番号):特開平5-154008
出願日: 1991年12月06日
公開日(公表日): 1993年06月22日
要約:
【要約】【目的】 チャイルドシートのベルト先端側を十分に高い張力で保持できるようにする。【構成】 ショルダーベルト10Bは、一方の板面からトング本体30の第1の壁部42とスライダ後縁の第2の壁部52との間へ差し込まれ、さらにトング本体30の第1のスリット40に差し込まれる。さらに、スライダ48の第2のスリット50を通ってトングアセンブリの後方に折り返され、第3のスリット44から前記一方の板面側に抜き出されてラップベルト10Aとなる。ベルト10に張力が加えられると、この張力によりスライダ48がトングアセンブリの後方側に押され、第1及び第2の壁部42、52の間でベルト10が挟持される。【効果】 ラップベルト10に加えられた張力によりスライダ48に加えられる力は殆ど真直ぐに後方に向う力となるため、スライダ48がきわめて強力に後方に付勢され、第1及び第2の壁部42、52の間で強力に挟持される。
請求項(抜粋):
前縁側がバックルへの挿入部となっており、それよりも後方側にベルトの挿通用の第1のスリットが前後方向と交叉する横方向に延設されているプレート状のトング本体と、該トング本体の該挿入部よりも後方部分を囲む偏平枠形状であり、該前後方向に進退自在にトング本体に外嵌されたスライダと、前記トング本体の第1のスリットの後縁部においてトング本体の一方の板面から立ち上げられた第1の壁部と、前記スライダのうち前記トング本体の一方の板面と対面する部分の後縁に該第1の壁部と対向して設けられており、該第1の壁部との間でベルトを挟持可能な第2の壁部と、該スライダのうち前記トング本体の他方の板面と対面する部分において前記第1のスリットと重なり合う位置に前記横方向に延設された前記ベルト挿通用の第2のスリットであって、該第2のスリットの後縁は、前記第1の壁部と第2の壁部とがベルトを挟んで重なり合った状態にあっても第1のスリットの後縁よりも前方に位置する第2のスリットと、前記トング本体の第1のスリットよりも後方部分において前記横方向に延設された第3のスリットであって、該第3のスリットは、前記第1の壁部が後退限まで後退した状態にあっても該スライダの後縁よりも後方に位置する第3のスリットと、を備えてなるシートベルト装置のトングアセンブリ。

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