特許
J-GLOBAL ID:200903072703065356

水文域評価装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯野 道造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-272166
公開番号(公開出願番号):特開2005-030108
出願日: 2003年07月09日
公開日(公表日): 2005年02月03日
要約:
【課題】 水文域及び対象地盤の水の収支に関する評価を迅速かつ正確に行うことが可能となる水文域評価装置を提案することを課題とする。【解決手段】 解析対象領域複合データを作成するための各種データ等を記憶しデータ管理手段を介して所望のデータを抽出可能となっているデータベース10と、操作者に対して各種の入力作業を要求する役割を果たす入力要求部20と、上記データベース10と入力データを利用して水収支機能評価に必要なデータの作成を行う分析データ作成部30と、水収支機能評価に必要な計算を行う演算部40と、解析結果表示部50と、制御部60と、記憶部70と、を主要部とする水文域評価装置。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
有限要素法を用いて、評価対象である水文域の水の収支を算出して前記水文域を評価するための装置であって、 水系位置情報を含む3次元地形データと、 地質分布データ、当該地質分布データに対応する地盤特性値データ及び地下水系位置データとを含み前記3次元地形データと関連づけられて記憶されている地盤性状データ群と、 前記3次元地形データと関連づけられて記憶されている降雨量データを含む気象データ群と、を備えるデータベースと、 前記水文域の条件の入力を要求する入力要求部と、 前記データベースにおける前記3次元地形データから、前記水文域の上流領域を抽出して解析対象領域を決定する流域抽出手段と、 前記抽出された解析対象領域の3次元地形データに、前記水文域の条件と、前記解析対象領域の地盤性状データ群とを組み込むことにより解析対象領域複合データ群を作成する解析対象領域複合データ群作成手段と、 前記解析対象領域において、前記有限要素法により解析される複数の分割領域を作成する分割領域作成手段と、 所定の初期条件及び境界条件の下で、前記解析対象領域複合データ群を用い前記有限要素法により、前記分割領域間において流入水量と流出水量から水収支の算出を行い、前記水文域における水の収支を算出する水収支算出手段と、を備えることを特徴とする水文域評価装置。
IPC (2件):
E02B7/00 ,  G06F19/00
FI (2件):
E02B7/00 Z ,  G06F19/00 110
引用文献:
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