特許
J-GLOBAL ID:200903072709633313

ストローク適応型非線形マスダンパーシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 良徳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-003271
公開番号(公開出願番号):特開平9-189144
出願日: 1996年01月11日
公開日(公表日): 1997年07月22日
要約:
【要約】【課題】 従来、付加質量が建物の質量に比べて小さなマスダンパーシステムにおいては、そのマスダンパーに主振動系よりも大きい相対変形(ストローク)が発生しているため、補足的にブレーキやストッパーといった変形抑制機構を組み込んでいるが、ある変形に達すると制振機能が急激に低減する課題を抱えており、その課題を解決する制振用マスダンパーシステムを提供する。【解決手段】 建物上面1aに多段積層ゴム3を積み上げて、可動マス2を支持させると共に、可動マス2の底面2aと前記上面1a間に静止時に直立状態となるように、軸方向に抵抗力を発揮する伸縮シリンダー型のオイルダンパー4を、水平移動方向に首振り自在に接続して形成し、そのマスダンパーの応答変形χの増大に対応してその減衰力を非線形的に連続して増大するように機能させる。
請求項(抜粋):
制振対象の高層建物の上面に多段積層ゴムを介在させて、可動マスを支承すると共に、該可動マスの底面中心と該高層建物の上面間に、その軸方向に抵抗力を発揮する伸縮シリンダー型のオイルダンパーを、直立して、かつ該可動マスの移動方向に首振り自在に接続して形成してなり、そのマスダンパーの応答変形の増大に対応してその減衰力を非線形に連続して増大し、その応答変形の過大化を抑制するごとく機能せしめ得るようにしたことを特徴とするストローク適応型非線形マスダンパーシステム。
IPC (2件):
E04H 9/02 341 ,  E04H 9/02
FI (2件):
E04H 9/02 341 C ,  E04H 9/02 341 B
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平1-105878
  • 特開昭61-215825
  • 特開平4-157233
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