特許
J-GLOBAL ID:200903072709902144

デジタル放送受信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-123775
公開番号(公開出願番号):特開2003-318857
出願日: 2002年04月25日
公開日(公表日): 2003年11月07日
要約:
【要約】【課題】 地上波デジタルテレビジョン放送及び地上波デジタル音声放送システムにおいて、ガードインターバル信号を有効に利用したデジタル放送受信機を提供する。【解決手段】 FFT取り込み開始ポイントの異なる2つの出力信号を第1および第2のFFT部4,7に与え、それぞれにおいて周波数領域への変換を行った後、両出力信号間の周波数領域での位相差を位相補正回路8にて無くし、両出力信号を合成回路9にて合成する。合成後の信号は、FFT取り込み開始ポイントの時間差の分だけ信号の電力が増えており、雑音電力に対する信号電力を増加させることができる。その結果、C/N比が向上し、耐エラー性能が改善する。すなわち、ガードインターバル信号を有効に利用でき、また、時間ダイバーシティ効果が得られ、復調性能を高めることができる。
請求項(抜粋):
主信号と前記主信号の一部分と同じデータ内容のガードインターバルとを時間領域において含むデジタル放送信号を受信可能な受信部と、前記受信部の出力を受け、前記ガードインターバルの期間内の一点から所定の期間、受信したデジタル放送信号を第1信号とし、さらに、前記ガードインターバルの期間内の前記一点よりも時間が前後する他の一点から前記所定の期間、受信したデジタル放送信号を第2信号とし、前記第1および第2信号を個別に周波数領域へと変換してそれぞれ第1および第2出力信号として出力する時間領域-周波数領域信号変換部と、前記時間領域-周波数領域信号変換部から出力される前記第1または第2出力信号の一方を受け、前記ガードインターバルの期間内の前記一点と前記他の一点との間の時間差に応じて、前記第1および第2出力信号間の周波数領域での位相差をなくすよう前記第1または第2出力信号の前記一方を補正する位相補正回路と、前記位相補正回路から出力される前記第1または第2出力信号の前記一方と前記時間領域-周波数領域信号部から出力される前記第1または第2出力信号の他方とを合成する合成回路とを備えるデジタル放送受信機。
IPC (4件):
H04J 11/00 ,  H04H 1/00 ,  H04N 5/44 ,  H04N 5/455
FI (4件):
H04J 11/00 Z ,  H04H 1/00 A ,  H04N 5/44 Z ,  H04N 5/455
Fターム (3件):
5C025DA01 ,  5K022DD01 ,  5K022DD33

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