特許
J-GLOBAL ID:200903072710755880

帯刃の曲げと切断の方法と装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中井 宏行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-100413
公開番号(公開出願番号):特開2000-288991
出願日: 1999年04月07日
公開日(公表日): 2000年10月17日
要約:
【要約】【課題】帯刃の曲げと切断を、原点同一で、一括ですることができ、また、曲げと切断の精度が良く、更に、前端、後端の直切断、角切断もすることのできる帯刃の曲げと切断の方法と装置を提供する。【解決手段】切断スリット1aと曲げスリット1bとを軸方向に連設し固定軸1と、固定軸1に回動可能に同時に上下スライドするように外嵌され、切断スリット1aと曲げスリット1bに対応した切断加工部3aと曲げ加工部3bを有した加工筒2と、加工筒2aに回動かつ上下スライド可能に外嵌され、切断加工部1aと協動して帯刃の後端切断加工をする前切断堰5aを備えた切断外筒5とを備え、固定軸1の切断スリット1a、加工筒2の切断加工部3a、切断外筒5の前切断堰5aの協動で帯刃Bの後端切断と次に加工すべき帯刃Bの前端の直切断をし、曲げスリット1b、曲げ加工部3bの協動で帯刃Bを曲げる。
請求項(抜粋):
紙、段ボール、プラスチックフィルム等のシート材の打ち抜き加工用の抜き型に用いる帯刃の曲げと切断の方法であって、帯刃を前後に送ることができる送り手段と、切断スリットと曲げスリットとを軸方向に連設し、切断加工時には帯刃が切断スリットを、曲げ加工時には帯刃が曲げスリットを通過するように上下スライドする固定軸と、上記固定軸に回動可能に外嵌され、かつ、上記固定軸と同時に上下スライドし、上記固定軸の切断スリットと曲げスリットに対応して設けられた出口側の加工窓と入り口側の逃がし窓を備えた加工筒と、上記加工筒に回動かつ上下スライド可能に外嵌され、上記加工筒の加工窓と逃がし窓に対応した前切断堰と後切断堰とを備えた切断外筒とを備え、上記加工筒の加工窓には、上記固定軸の切断スリットに対応して設けられ、この切断スリットを通過する帯刃に、この加工筒の回動によって左右から剪断力を加えて帯刃を直切断する内切断縁端を対面させて内周側に、帯刃を角切断する外角切断縁端と直切断する外直切断縁端とを対面させて外周側に設けた切断加工部と、上記固定軸の曲げスリットに対応して設けられ、この曲げスリットから送り出される帯刃に、この加工筒の回動によって左右から曲げ圧力を加えて帯刃を曲げる曲げ縁端を設けた曲げ加工部とを連設し、上記切断外筒の前切断堰には、上記加工筒の切断加工窓の外周側に設けられた外角切断縁端と外直切断縁端とに対する切断当たりとなる角切断堰端と直切断堰端とを両側に備え、帯刃を切断する時には上記前切断堰を上記加工筒の切断加工部と協動できるような切断位置に回動スライドさせて位置保持し、それ以外の時には退避位置を保持するようにし、帯刃を前方へ送りながら、その帯刃が全体として所望の打ち抜き形状となるように、上記固定軸の切断スリット、上記加工筒の切断加工部、上記切断外筒の前切断堰の協動で必要に応じて帯刃の前端を切断し、ついで上記固定軸の曲げスリット、上記加工筒の曲げ加工部の協動で前端を切断された帯刃を曲げ、ついで上記固定軸の切断スリット、上記加工筒の切断加工部、上記切断外筒の前切断堰の協動で曲げの済んだ帯刃の後端を切断することによって、同時に、次に加工すべき帯刃の前端の直切断ができることを特徴とする帯刃の曲げと切断の方法。
IPC (3件):
B26F 1/00 ,  B23D 15/10 ,  B23P 23/04
FI (3件):
B26F 1/00 B ,  B23D 15/10 ,  B23P 23/04
Fターム (5件):
3C039AA31 ,  3C039AA35 ,  3C060BB03 ,  3C060BB04 ,  3C060BB18

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