特許
J-GLOBAL ID:200903072711405859

タイヤ装着用トランスポンダ及びトランスポンダ装着タイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 精孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-136701
公開番号(公開出願番号):特開平10-324120
出願日: 1997年05月27日
公開日(公表日): 1998年12月08日
要約:
【要約】【課題】 必要とする種々の情報に加えて、個々のタイヤの総回転数やタイヤに加えられた最大応力値等を自動的に検出して記録することができるタイヤ装着用トランスポンダ及びトランスポンダ装着タイヤを提供する。【解決手段】 電磁波を用いて情報の読み書きが行える記憶部を備えたタイヤ装着用トランスポンダ10に、可撓性を有する平板状の圧電素子10Bを設け、トランスポンダ10自体も平板状に形成してタイヤトレッド部等に埋設する。さらに、中央処理部18によって圧電素子10Bからの出力電圧のピーク値を検出し、記憶部17に記憶されている最大電圧値を更新すると共に、圧電素子10Bから出力される電圧波形の立ち上がりを検出したときに、タイヤ総回転数計数値を+1カウントアップして記録する。これらの情報を読み出して、タイヤの疲労度に関しての把握が可能となり、タイヤケーシングのリトレッドの可否判断を的確に行うことができる。
請求項(抜粋):
情報記憶手段を備え、所定の信号によって前記情報記憶手段内の情報アクセスを行うタイヤ装着用トランスポンダにおいて、前記情報記憶手段は回転数計数値と最大応力値とを記憶すると共に、所定周波数の電磁波を受信する電磁波受信手段と、該電磁波受信手段によって受信した電磁波エネルギーを電気エネルギーに変換するエネルギー変換手段と、タイヤの変形によって発生する応力などによって加えられた圧力に対応した電圧を出力する圧電素子と、前記圧電素子の出力電圧値をディジタルデータに変換して検出値として出力するアナログ/ディジタル変換手段と、前記検出値と前記最大応力値とを比較し、前記最大応力値よりも前記検出値の方が大きいときに、前記検出値を用いて前記最大応力値を更新する最大応力値更新手段と、前記圧電素子の出力電圧値が予め設定されているしきい値を越えたときに、前記回転数計数値を+1カウントアップして更新する回転数計数手段とを有し、前記エネルギー変換手段によって供給される電気エネルギー又は前記圧電素子から出力される電気エネルギーによって動作することを特徴とするタイヤ装着用トランスポンダ。
IPC (3件):
B60C 23/06 ,  B60C 23/02 ,  G08C 17/02
FI (3件):
B60C 23/06 Z ,  B60C 23/02 B ,  G08C 17/00 B
引用特許:
出願人引用 (4件)
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