特許
J-GLOBAL ID:200903072715756575

密閉型シリンダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三戸部 節男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-054839
公開番号(公開出願番号):特開平6-241262
出願日: 1993年02月19日
公開日(公表日): 1994年08月30日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】外気温度が低温から高温の如何なる温度条件の下で使用したとしても、シール部材による摺動抵抗がほぼ一定に維持できる密閉型シリンダ装置を提供する。【構成】ロッド4はロッドガイド3を貫通し一端がシリンダ内に挿入され、他端が外部に突出しており、ロッドガイド3のシリンダ1内方に、シリンダ1内部の加圧ガスが外部に漏洩することを阻止するシール部材11が設けられている。シール部材11はシール部14がロッド4の軸方向に関してシリンダ1内に向かうにつれて縮径するよう形成され、シール部14にはロッド4の軸方向に関してシリンダ内に向かうにつれて縮径するよう形成された環状テーパ形状の芯金17が埋設されており、シール部14に埋設された芯金17を、温度上昇により拡径変形し、温度低下により縮径変形して、ガス圧力に伴うシール部の前記ロッド4に対する押圧力を増減するよう構成している。
請求項(抜粋):
一端が閉塞され他端にロッドガイドが設けられ、内部に加圧ガスが充填されたシリンダと、前記ロッドガイドを貫通し一端がシリンダ内に挿入され、他端が外部に突出したロッドと、前記ロッドガイドのシリンダ内方に設けられ、シリンダ内に対面する端面に形成された環状の凹所よりも内周側がガス圧力により前記ロッドに押圧されるシール部となってシリンダ内部の流体が外部に漏洩することを阻止するシール部材と、該シール部材のシール部に設けられた環状の芯金と、を含んでなる密閉型シリンダ装置において、前記シール部材のシール部に設けられた芯金を、温度上昇により拡径変形し、また、温度低下により縮径変形して、シール部の前記ロッドに対する押圧力を増減するよう構成したことを特徴とする密閉型シリンダ装置。
IPC (2件):
F16F 9/36 ,  F16J 15/16

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