特許
J-GLOBAL ID:200903072718541510

多気筒内燃機関の失火診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-084719
公開番号(公開出願番号):特開平7-293316
出願日: 1994年04月22日
公開日(公表日): 1995年11月07日
要約:
【要約】【目的】機関の角速度に基づく失火診断の精度を向上させる。【構成】燃料カットを開始してから所定時間以上が経過していて(S4,S5)、かつ、TDC周期TINTに基づいて機関回転数が安定的に減少している状態が判別されているときにのみ(S6〜S8)、周期TINTの気筒別補正値KTINTを算出させる(S9)。更に、同じクランク角範囲で周期が計測される気筒間における学習補正値の偏差が所定範囲内であるときにのみ(S11〜S12)、学習補正値KTINTを失火診断に用いるべくメモリに更新記憶させる(S13)。そして、前記周期TINTの計測結果を前記更新記憶させた学習補正値KTINTで補正し(S14)、該補正された周期TINTに基づいて失火判定値MISAを算出させる(S15)。ここて、前記失火判定値MISAと基準値SLとの比較に基づいて失火の有無を判定させる(S16,S17)。
請求項(抜粋):
所定クランク角タイミング毎に基準信号を発生する基準信号発生手段と、前記基準信号の周期を計測する周期計測手段と、該周期計測手段で計測された周期に基づいて失火の有無を判定する失火判定手段と、を備えて構成される多気筒内燃機関の失火診断装置において、機関への燃料供給の停止状態であって、かつ、機関回転数が所定の安定減少変化を示す運転状態を学習条件として検出する学習条件検出手段と、該学習条件検出手段で学習条件の運転状態が検出されているときに、前記周期計測手段で計測された周期に基づいて前記周期の補正値を学習する補正値学習手段と、該補正値学習手段で学習された補正値に基づいて前記周期計測手段による計測結果を補正し、該補正された周期に基づいて前記失火判定手段による失火判定を行なわせる周期補正手段と、を設けたことを特徴とする多気筒内燃機関の失火診断装置。
IPC (3件):
F02D 45/00 368 ,  F02D 45/00 340 ,  F02D 45/00 362

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