特許
J-GLOBAL ID:200903072719117992

燃焼機器の不完全燃焼検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 辰彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-325680
公開番号(公開出願番号):特開平7-180833
出願日: 1993年12月24日
公開日(公表日): 1995年07月18日
要約:
【要約】【目的】より正確に不完全燃焼を検出できる不完全燃焼検出装置を提供する。【構成】燃焼機器Aの排気中のCO濃度を検知するCO濃度検出手段20と、CO濃度検出手段20のCO濃度出力と実際のCO濃度との関係式及びCO濃度出力のゼロ点の初期設定値を出力特性として記憶する出力特性記憶手段22と、CO濃度出力と前記関係式とからCO濃度判定値を算出するCO濃度判定値演算手段23と、CO濃度判定値から不完全燃焼を判定する不完全燃焼判定手段25と、判定手段25の判定により燃焼機器Aを停止する燃焼制御手段26とを備える。燃焼機器Aが所定時間燃焼していないときのCO濃度出力からゼロ点の補正値を算出する補正値演算手段30と、該補正値を記憶する補正値記憶手段32と、該補正値から補正関係式を算出する補正関係式演算手段34とを設ける。CO濃度判定値演算手段23はCO濃度出力と補正関係式とからCO濃度判定値を算出する。
請求項(抜粋):
燃焼機器の排気中のCO濃度を検知するCO濃度検出手段と、該CO濃度検出手段のCO濃度出力と実際のCO濃度との関係式及び該関係式において実際のCO濃度がゼロの場合に対応する前記CO濃度検出手段のCO濃度出力で示されるゼロ点の初期設定値を該CO濃度検出手段の出力特性として記憶する出力特性記憶手段と、該CO濃度検出手段のCO濃度出力と該出力特性記憶手段に記憶されている前記関係式とから不完全燃焼の判定に用いられるCO濃度判定値を算出するCO濃度判定値演算手段と、該CO濃度判定値を予め設定されている基準値と比較して該燃焼機器の不完全燃焼を判定する不完全燃焼判定手段と、該判定手段の判定により該燃焼機器の燃焼を停止する燃焼制御手段とを備えた燃焼機器の不完全燃焼検出装置において、前記燃焼機器の燃焼していない時間が所定時間に達したときの前記CO濃度検出手段のCO濃度出力と前記出力特性記憶手段に記憶されているゼロ点の初期設定値との差からゼロ点の補正値を算出する補正値演算手段と、該補正値演算手段により算出されたゼロ点の補正値を記憶する補正値記憶手段と、該補正値記憶手段に記憶されているゼロ点の補正値と前記出力特性記憶手段に記憶されている前記関係式とから補正関係式を算出する補正関係式演算手段とを設け、前記CO濃度判定値演算手段は前記CO濃度検出手段のCO濃度出力と該補正関係式演算手段により算出される前記補正関係式とからCO濃度判定値を算出することを特徴とする燃焼機器の不完全燃焼検出装置。

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