特許

J-GLOBAL ID：200903072721454319

シリルシアノ化触媒及びシアノヒドリンシリルエーテル化合物の製法

発明者： 大熊 毅 ,  黒野 暢仁
出願人/特許権者： 国立大学法人 北海道大学
代理人 (1件)： 特許業務法人アイテック国際特許事務所
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2005-036430
公開番号（公開出願番号）：特開2006-219457
出願日： 2005年02月14日
公開日（公表日）： 2006年08月24日
要約：

【課題】 高い触媒活性を有する新規なシリルシアノ化触媒を提供する。【解決手段】 加熱乾燥した10 mLの枝付フラスコにシリルシアノ化触媒としてLiCl (295μmol)を測りとり、テフロン(登録商標)でコートした撹拌子を加え、アルゴン雰囲気とした。ここにシリンジでTHF(10mL)を加えた後、容器を超音波洗浄器に浸し、超音波処理することにより溶液とし、さらに20°Cで撹拌して触媒溶液とした。別途、加熱乾燥し、テフロンコートした撹拌子を備えた10mLの枝付フラスコに、アルゴン雰囲気下でベンズアルデヒド(9.94mmol)とシアン化トリメチルシリル(10.5mmol)を入れ、20°Cで撹拌した。ここに先に調製した触媒のTHF溶液(1.00μmol)をマイクロシリンジで加え、1時間撹拌した。反応初期には、発熱が観測された。GC分析による収率は100%、単離収率は98%であった。【選択図】 なし

請求項（抜粋）：

カルボニル化合物とシアン化トリアルキルシリル化合物とを反応させて対応するシアノヒドリンシリルエーテル化合物を製造する際に用いられるシリルシアノ化触媒であって、 フッ化リチウムを除くハロゲン化リチウム、カルボン酸リチウム類、リン酸リチウム類、スルホン酸リチウム類及び有機アンモニウム塩化物類からなる群より選ばれた1種又は2種以上を主成分とする、シリルシアノ化触媒。

IPC (1件)：

C07F 7/18

FI (1件)：

C07F7/18 P

Fターム (8件)：

4H049VN01 ,  4H049VP01 ,  4H049VQ41 ,  4H049VR23 ,  4H049VR41 ,  4H049VT03 ,  4H049VT24 ,  4H049VU36