特許
J-GLOBAL ID:200903072725080979

ブレーキバンド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石戸 久子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-113868
公開番号(公開出願番号):特開平6-307468
出願日: 1993年04月16日
公開日(公表日): 1994年11月01日
要約:
【要約】【目的】 ブレーキバンドの必要なトルク特性を確保した上で、ブラケット固着部の耐久性を向上する。【構成】 ブレーキバンド10は、帯状金属材11と、これに張付けられるライニング材12と、を有している。帯状金属材11はこれの一端側に固着される固定側ブラケット14がアンカエンドピン18に固定されてドラム24の外周に巻き付けられる。帯状金属材11の他端側に固着される作動側ブラケット16が油圧サーボ装置20のピストン22からの押力を受ける状態で使用される。ライニング材12とドラム24との間の油を排出するためにライニング材12の表面に設けられた凹状部26の単位長さ当りの面積が固定側ブラケット14から作動側ブラケット16の直前(A、B、C部)まで円周方向に段階的に増大している。作動側ブラケット16が固着された部分(D部)では凹状部26の単位長さ当りの面積が作動側ブラケット16の直前の面積よりも減少している。
請求項(抜粋):
帯状金属材と、これに張付けられるライニング材と、を有するブレーキバンドであって、帯状金属材はこれの一端側に固着される固定側ブラケットがアンカエンドピンに固定されてドラムの外周に巻き付けられ、帯状金属材の他端側に固着される作動側ブラケットが油圧サーボ装置のピストンからの押力を受ける状態で使用されるものにおいて、ライニング材とドラムとの間の油を排出するためにライニング材表面に設けられた凹状部のブレーキバンド円周方向単位長さ当りの面積が固定側ブラケットから作動側ブラケットの直前まで円周方向に段階的に又は連続的に増大しており、作動側ブラケットが固着された部分では凹状部のブレーキバンド円周方向単位長さ当りの面積が作動側ブラケットの直前の上記面積よりも減少していることを特徴とするブレーキバンド。

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