特許
J-GLOBAL ID:200903072727641234

二酸化炭素吸収剤放熱式人工呼吸システム及び同システムに使用するキャニスター

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井澤 洵
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-047109
公開番号(公開出願番号):特開2003-245355
出願日: 2002年02月22日
公開日(公表日): 2003年09月02日
要約:
【要約】【目的】 二酸化炭素吸収剤の温度上昇を抑えて二酸化炭素吸収剤からの水分蒸発を軽減させ、麻酔回路内の結露を軽減し、分解化合物を増加させずに低流量麻酔法を実施可能とする。【構成】 閉鎖循環式人工呼吸システムにおいて、酸素と揮発性麻酔薬とを含む新鮮気の合計供給量を2l/min以下とする低流量麻酔法を行うにあたり、二酸化炭素を吸収する際に発熱する二酸化炭素吸収剤を効率よく放熱させ、二酸化炭素吸収剤の温度上昇を最小限に抑えて二酸化炭素吸収剤からの水分蒸発を軽減させることによって麻酔回路内の結露を軽減し、かつ揮発性麻酔薬と二酸化炭素吸収剤の反応によって産生される分解化合物を増加させることなく行う。
請求項(抜粋):
患者から排出された呼気に含まれている二酸化炭素を除去するために二酸化炭素吸収剤で吸収し、さらに酸素と麻酔薬とを含む新鮮気を補充したのち吸気として患者に吸収させる過程を繰り返す閉鎖循環式人工呼吸システムにおいて、酸素と揮発性麻酔薬とを含む新鮮気の合計供給量を2l/min以下とする低流量麻酔法を行うにあたり、二酸化炭素を吸収する際に発熱する二酸化炭素吸収剤を効率よく放熱させ、二酸化炭素吸収剤の温度上昇を最小限に抑えることによって麻酔回路内の結露を軽減し、かつ揮発性麻酔薬と二酸化炭素吸収剤の反応によって産生される分解化合物を増加させることなく行うことを特徴とする二酸化炭素吸収剤放熱式人工呼吸システム。
IPC (3件):
A61M 16/22 ,  A61M 16/01 ,  A61M 16/12
FI (3件):
A61M 16/22 ,  A61M 16/01 D ,  A61M 16/12

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