特許
J-GLOBAL ID:200903072728714570

インクジェットヘッドの駆動方法及びその駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小島 俊郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-000219
公開番号(公開出願番号):特開2001-187450
出願日: 2000年01月05日
公開日(公表日): 2001年07月10日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、簡単な回路構成で、インクを一定レベルの電位としたまま残留電荷の課題を解決でき安定した吐出動作が行えるインクジェットヘッドの駆動方法及びその装置を提供することを目的とする。【解決手段】 本発明のインクジェットヘッドの駆動方法は、個別電極に誘電体を挟んで配置された電極に駆動用パルスを印加し、個別電極を高インピーダンス状態として振動板と個別電極間に一定の電圧を印加して振動板を個別電極側に変形させた後、個別電極を低インピーダンス状態として振動板の変形を復帰させてインク液滴の吐出動作を行い、吐出後電極に駆動用パルスを印加し、該パルスの電圧値増加時に個別電極を低インピーダンス状態とし、かつ電圧値減少時に個別電極を高インピーダンス状態とするように制御する。
請求項(抜粋):
ノズルに連通するインク流路の一部に設けられた振動板と、該振動板に対向して設けられた個別電極とを含んで構成されるアクチュエータを有し、振動板を静電気力により変形させてノズルからインク液滴を吐出するインクジェットヘッドの駆動方法において、個別電極に対向して誘電体を挟んで配置された電極に駆動用パルスを印加し、個別電極を高インピーダンス状態として振動板と個別電極間に一定の電圧を印加して振動板を個別電極側に変形させた後、個別電極を低インピーダンス状態として振動板の変形を復帰させてインク液滴の吐出動作を行い、吐出後電極に駆動用パルスを印加し、該パルスの電圧値増加時に個別電極を低インピーダンス状態とし、かつ電圧値減少時に個別電極を高インピーダンス状態とするように制御することによって、個別電極と振動板間に吐出動作時と異なる極性の電圧印加状態を形成して個別電極と電極間に生じた残留電荷を除去することを特徴とするインクジェットヘッドの駆動方法。
IPC (2件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055
Fターム (6件):
2C057AF71 ,  2C057AG54 ,  2C057AM16 ,  2C057AM40 ,  2C057BA03 ,  2C057BA15

前のページに戻る