特許
J-GLOBAL ID:200903072739285093

異形断面線材の整列巻き方法及びこれに用いる装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 房雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-300882
公開番号(公開出願番号):特開平10-129930
出願日: 1996年10月28日
公開日(公表日): 1998年05月19日
要約:
【要約】【課題】 表面部の剛性が低く可撓性を有する異形断面線材であっても、高品質の整列巻が高生産性、高効率で可能な整列巻き方法及び装置を得ること。【解決手段】 異形断面線材の整列巻き方法において、 イ)第1層は測定された線材径Dと実質的に同じ巻きピッチPで一方の鍔部より巻付けをスタートし、他方の鍔部端直前で前記線材との間に実質的にD/2の間隙を存するまで巻き付けて累計巻回数nを確認し、 ロ)第2層以降は、前記両端鍔部間隔をLとしたとき、 P′=(L-D/2)/nによって演算された巻きピッチP′を得、第2層以降の鍔部端巻始めの線材に対し最初の巻きピッチを(P′+D/2)で先行し、爾後は巻きピッチP′で巻付け累計巻回数nにより整列巻きを完成せしめる異形断面線材の整列巻き方法及びこれに用いる装置。
請求項(抜粋):
両端鍔部及び中部筒部を有するボビンを回転しながら異形断面線材をトラバースして前記筒部に整列巻付けをする異形断面線材の整列巻き方法において、1)第1層は予め測定された線材径Dと実質的に同じ巻きピッチPで一方の鍔部より巻付けをスタートし、他方の鍔部端直前で前記線材との間に実質的にD/2の間隙を存するまで巻き付けて累計巻回数nを確認し、2)第2層以降は、両鍔間間隔をLとしたとき、 P′=(L-D/2)/nによって演算された巻きピッチP′を得、第2層以降の鍔部端巻始めの線材に対し最初の巻きピッチを(P′+D/2)で先行し、爾後は巻きピッチP′で巻付け累計巻回数nによりパッケージ全体に亘る整列巻きを完成せしめることを特徴とする異形断面線材の整列巻き方法。

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