特許
J-GLOBAL ID:200903072742823888

進行波管用の高圧電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野田 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-331191
公開番号(公開出願番号):特開平11-149880
出願日: 1997年11月13日
公開日(公表日): 1999年06月02日
要約:
【要約】【課題】 小型のリードリレーを用いてアノード電圧の投入、遮断を制御する。【解決手段】 進行波管116に高圧を投入するときは、シーケンス制御回路6は、まず、リレー16を非導通状態にし、電圧切り換え手段12が共通接続点14の電圧をリレー16の最大開閉電圧以下に設定する状態にした上でヘリックス電極用電源108を起動し、その後、数百ミリ秒の時間が経過したところでリレー16を導通状態にし、つづいて電圧切り換え手段12に共通接続点14の電圧をアノード電圧に設定させる。一方、進行波管116への高圧を遮断するときは、シーケンス制御回路6は、電圧切り換え手段12に共通接続点14の電圧をリレー16の最大開閉電圧以下に設定させ、その後、リレー16を非導通状態にし、そしてヘリックス電極用電源108の動作を停止させる。
請求項(抜粋):
進行波管のヒータ・カソード電極と前記進行波管のヘリックス電極との間に印加するヘリックス電圧を出力するヘリックス電極用電源を備え、前記ヘリックス電極用電源が出力した前記ヘリックス電圧を降圧することにより、前記ヒータ・カソード電極と前記進行波管のアノード電極との間に印加するアノード電圧を生成する進行波管用の高圧電源装置において、前記ヘリックス電極用電源に対して並列に接続された、第1の抵抗と電圧切り換え手段との直列回路と、前記第1の抵抗と前記電圧切り換え手段との共通接続点と前記アノード電圧を出力する第1の端子との間に接続されたリレーと、前記第1の端子と前記ヒータ・カソード電極に接続する第2の端子との間に接続された第2の抵抗とを備え、前記電圧切り換え手段は、前記ヘリックス電極用電源が出力する前記ヘリックス電圧を降圧することによって、前記第1の抵抗と前記電圧切り換え手段との前記共通接続点の電圧を前記アノード電圧か、または前記リレーの最大開閉電圧以下の電圧のいずれかに設定する、ことを特徴とする進行波管用の高圧電源装置。

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