特許
J-GLOBAL ID:200903072746918492

ハイブリッド車両のモード切り替え制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 杉村 憲司 ,  杉村 興作 ,  来間 清志 ,  藤谷 史朗 ,  澤田 達也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-015147
公開番号(公開出願番号):特開2008-179283
出願日: 2007年01月25日
公開日(公表日): 2008年08月07日
要約:
【課題】モータトルクに余裕がある時、エンジン始動を伴うEV→HEVモード切り替えを高応答で行い得るようにしたモード切り替え制御を提案する。【解決手段】判定部41によりモータトルク余裕量ΔesT≧0と判定されてモータトルク余裕信号が目標第1クラッチ伝達トルク容量選択部39へ入力され、且つ、この選択部39内でEV→HEVモード切り替え要求応答速度が設定速度以上であると判定される場合、選択部39は、減算器38で求めたモータ余裕トルクesTmを目標第1クラッチ伝達トルク容量tTc1として選択し、第1クラッチの締結力制御に資する。この場合tTc1は、エンジン始動時第1クラッチ必要最低伝達トルク容量(エンジン始動トルク)esTc1に対する、モータ/ジェネレータ余裕トルクesTmのトルク余剰分だけ、esTc1を嵩上げされたものとなり、モード切り替え(エンジン始動)応答を優先させることができる。【選択図】図7
請求項(抜粋):
動力源としてエンジンおよびモータ/ジェネレータを具え、これらエンジンおよびモータ/ジェネレータ間に伝達トルク容量を変更可能な第1クラッチを介在させ、モータ/ジェネレータおよび駆動車輪間に、伝達トルク容量を変更可能な第2クラッチ、および、変速機を直列に配置して介在させ、 エンジンを停止させ、第1クラッチを解放すると共に第2クラッチを締結することによりモータ/ジェネレータからの動力のみによる電気走行モードを選択可能で、この電気走行モードで第1クラッチを締結することによりモータ/ジェネレータでエンジンを始動することによって、エンジンおよびモータ/ジェネレータの双方からの動力によるハイブリッド走行モードへのモード切り替えが可能なハイブリッド車両において、 前記電気走行モードで前記モード切り替え要求が発生した時、走行用駆動トルクとエンジン始動トルクとを前記モータ/ジェネレータの出力可能最大トルクで賄ってもなお余裕がある場合、前記エンジンを目標始動時間で始動させるのに必要な前記第1クラッチの必要最低伝達トルク容量を、前記余裕モータ/ジェネレータトルクの少なくとも一部だけ嵩上げして第1クラッチの目標伝達トルク容量とし、 前記モータ/ジェネレータの目標トルクを、該目標第1クラッチ伝達トルク容量および前記走行用駆動トルクの和値に対応する値以上とするよう構成したことを特徴とするハイブリッド車両のモード切り替え制御装置。
IPC (8件):
B60W 10/08 ,  B60W 20/00 ,  B60W 10/02 ,  B60W 10/10 ,  B60K 6/48 ,  F16D 48/02 ,  B60W 10/06 ,  B60K 6/547
FI (9件):
B60K6/04 320 ,  B60K6/04 360 ,  B60K6/04 350 ,  B60K6/04 530 ,  F16D25/14 640K ,  F16D25/14 640S ,  B60K6/04 400 ,  B60K6/04 310 ,  B60K6/04 733
Fターム (11件):
3J057AA03 ,  3J057BB04 ,  3J057GA17 ,  3J057GA47 ,  3J057GB02 ,  3J057GB13 ,  3J057GB14 ,  3J057GC09 ,  3J057GC10 ,  3J057HH02 ,  3J057JJ01
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • ハイブリッド車両
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-061775   出願人:三菱自動車工業株式会社

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