特許
J-GLOBAL ID:200903072754342486

車両用ワイパ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-210363
公開番号(公開出願番号):特開平6-056003
出願日: 1992年08月06日
公開日(公表日): 1994年03月01日
要約:
【要約】【目的】半導体スイッチング素子等の一対の駆動素子の活用を前提として、ワイパブレードのバタツキや浮き上がりを未然に防止する。【構成】ワイパブレード20による払拭作動状態において、ワイパスイッチ回路SWを間欠操作モードINT或いは停止操作モードOFFにした状態にて、カムスイッチCSが給電側切り換え状態から接地側切り換え状態になると、マイクロコンピュータ60がFET70をオフにして、ワイパモータ40aへのバッテリBからの給電を遮断する。このため、カムスイッチCSのオープン領域に対応する所定遅延時間の間にてワイパモータ40aが慣性減速回転する。マイクロコンピュータ60が、FET70のオフ後前記所定遅延時間だけ遅延してFET80をオンすると、ワイパモータ40aが発電制動作用を発揮してワイパブレード20の自動停止位置に対応する回転位置で停止する。
請求項(抜粋):
車両の直流電源から給電されて回転するワイパモータと、このワイパモータの回転に伴いウインドシールドの払拭領域に沿い自動停止位置を基準に往復動するワイパブレードと、前記自動停止位置に対応する前記ワイパモータの基準回転位置の両側に第1及び第2のオープン領域をそれぞれ有し、前記ワイパモータが前記自動停止位置から前記第1オープン領域を越えて回転したとき給電側に切り換えられて第1切り換え状態となり、前記ワイパモータが前記第2オープン領域を越えてさらに回転したとき接地側に切り換えられて第2切り換え状態となるカムスイッチとを備えたワイパにおいて、前記直流電源から前記ワイパモータへ給電させるように駆動状態となり、同給電を遮断するように非駆動状態となる第1駆動素子と、前記ワイパモータに発電制動作用を発揮させるように駆動状態となり、同発電制動作用を解除するように非駆動状態となる第2駆動素子と、前記ワイパを間欠モード或いは停止モードにするようにワイパスイッチ手段が操作された状態にて、前記カムスイッチが前記第1切り換え状態から第2切り換え状態になったとき前記第1駆動素子を非駆動状態にするように制御する駆動制御手段と、前記第1駆動素子の非駆動状態への変化後所定遅延時間だけ遅延して前記第2駆動素子を駆動状態にするように制御する遅延制御手段とを具備するようにしたことを特徴とする車両用ワイパ制御装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平2-151550
  • 特開昭60-056655
  • 特開昭58-039549
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