特許
J-GLOBAL ID:200903072756302490

気体圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和田 成則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-234547
公開番号(公開出願番号):特開2001-059487
出願日: 1999年08月20日
公開日(公表日): 2001年03月06日
要約:
【要約】【課題】 ベーンをシリンダ内筒面へ押し付ける力をチャタリング抑制、圧縮気体の漏れ防止に必要で最小限の強さにして、動力損失の少ない気体圧縮機を提供する。【解決手段】 ロータ2とベーン4との間に、ベーン4の出没により容積が増減する圧縮気体導入室20を設け、この圧縮気体導入室20と圧縮室7との間を連通路22で連通して、圧縮室7内の圧縮気体の圧力によるロータ2側へのベーン4の押し戻し力を、圧縮気体導入室20内の圧縮気体の圧力によるシリンダ1側へのベーン4の押し出し力で打ち消すようにし、ベーン背圧を弱くしても十分な押し付け力が維持できるようにする。
請求項(抜粋):
シリンダ内に回動自在に設けられたロータと、このロータにほぼ放射状に刻設されたベーン溝に摺動自在に出没して、先端が上記シリンダの内筒面に摺接するベーンと、上記ベーン溝底部に形成され、ベーンをシリンダの内筒面に付勢する付勢手段と、上記ベーンにより上記シリンダ内のシリンダ室を分割して形成された圧縮室とを有し、上記ロータの回動に伴い圧縮室の容積を増減させて、シリンダ室に開口する吸入穴から気体を吸入し、圧縮室内で上記気体を圧縮し、シリンダ室に開口する吐出穴へ圧縮した圧縮気体を吐出する気体圧縮機において、上記ロータとベーンとの間に、ベーンの出没により容積が増減する圧縮気体導入室と、この圧縮気体導入室と上記圧縮室との間を連通する連通路とを具備し、圧縮室内の圧縮気体の圧力によるロータ側へのベーンの押し戻し力を、圧縮気体導入室内の圧縮気体の圧力によるシリンダ側へのベーンの押し出し力で打ち消すようにしたことを特徴とする気体圧縮機。
IPC (2件):
F04C 18/344 361 ,  F04C 18/344 351
FI (2件):
F04C 18/344 361 F ,  F04C 18/344 351 H
Fターム (11件):
3H040AA09 ,  3H040BB05 ,  3H040BB11 ,  3H040CC04 ,  3H040CC09 ,  3H040DD03 ,  3H040DD08 ,  3H040DD12 ,  3H040DD20 ,  3H040DD29 ,  3H040DD40
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-112989
  • 特開平4-112989

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