特許
J-GLOBAL ID:200903072756767735

発電設備の始動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-048087
公開番号(公開出願番号):特開平6-261454
出願日: 1993年03月09日
公開日(公表日): 1994年09月16日
要約:
【要約】【目的】始動時での発電機の温度上昇の虞れがなく、充分にサイリスタ始動方式の利点を活かすことができるようにした発電設備の始動装置を提供すること。【構成】自己消弧形半導体スイッチング素子からなる逆変換装置3bを設け、複数のガスタービン6a〜で駆動される発電機5a〜が始動中、該始動中の発電機に逆変換装置3bを接続し、アクティブフィルタ部22として動作させるようにしたもの。【効果】始動時に周波数変換装置1aから供給されてしまう高調波成分が、アクティブフィルタ部22から出力される補償電流により打ち消されるので、発電機5a〜の回転子に渦電流が流れるのが防止され、温度上昇を確実に抑えることができる。
請求項(抜粋):
少なくとも2組のガスタービン発電機と、電力系統から給電される少なくとも2台の周波数変換装置とを備え、これら周波数変換装置から上記ガスタービン発電機に可変電圧可変周波数の電力を供給し、該発電機を電動機として動作させることにより上記ガスタービン発電機を始動させる方式の発電設備において、上記周波数変換装置の少なくとも1台の逆変換部を自己消弧形半導体スイッチング素子からなる逆変換装置で構成すると共に、該逆変換装置をアクティブフィルタとして動作させる制御手段を設け、上記少なくとも2組のガスタービン発電機の一方が始動中、上記逆変換装置の交流側を該始動中のガスタービン発電機に接続しアクティブフィルタとして動作させるように構成したことを特徴とする発電設備の始動装置。
IPC (4件):
H02J 3/01 ,  H02M 1/12 ,  H02P 1/52 ,  H02P 9/04

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