特許
J-GLOBAL ID:200903072757533657

多重通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 純之助 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-078118
公開番号(公開出願番号):特開平6-292274
出願日: 1993年04月05日
公開日(公表日): 1994年10月18日
要約:
【要約】【目的】親局からのスリープ命令の受信を失敗した場合でも確実にスリープ状態に入ることが出来、かつフェールセーフ状態からでもウェイクアップ信号を送信して親局との通信を再開することの出来る多重通信装置を提供する。【構成】フェールセーフ手段(スリープ・ウェイクアップ・フェールセーフ制御装置28の一部)を、通信線上に通信信号が一定時間以上継続して送出されていない場合には、親局からのスリープ命令の有無に拘りなく、クロック発振回路8を停止させて当該子局を低消費電力状態に移行させるように構成し、ウェイクアップ出力手段(28の一部)を、当該子局がフェールセーフ状態の場合においても、上記通信線上に通信信号が一定時間以上継続して送出されていない場合で、当該子局の端末の入力スイッチ15からの入力があった場合は、ウェイクアップ信号を出力するように構成した多重通信装置。
請求項(抜粋):
親局と、該親局と通信線を介して接続された複数の子局からなり、上記子局は、上記親局からの通信要求に対して応答を返す通信制御手段と、上記親局から上記通信線上に通信信号が一定時間以上継続して送出されていないことを検出する信号監視手段と、上記信号監視手段からの検出信号によって、子局に接続された負荷を駆動しない方向に固定するフェールセーフ手段と、上記親局からスリープ命令を受信すると、上記フェールセーフ手段の機能を一時停止し、上記信号監視手段によって通信が継続して停止したことを検知すると、上記子局の基準クロック発生器を停止させて低消費電力状態に移行するように制御するスリープ制御手段と、当該子局に接続された端末の入力手段の状態が変化すると、その変化を検知する入力変化検出手段と、上記低消費電力状態において上記入力変化検出手段の検出出力が与えられると、通信線にウェイクアップ信号を出力して親局に通報するウェイクアップ出力手段と、を備え、かつ、上記スリープ制御手段は、上記ウェイクアップ信号に応じて上記親局から出力されるスリープ解除命令によって、上記基準クロック発生器の動作を再開させて低消費電力状態から復帰させ、かつ、上記フェールセーフ手段を通常状態に復帰させるように構成された多重通信装置において、上記フェールセーフ手段は、上記通信線上に通信信号が一定時間以上継続して送出されていない場合には、上記信号監視手段からの検出信号により、上記スリープ命令の受信の有無に拘りなく前記基準クロック発生器の動作を停止させて、当該子局を低消費電力状態に移行させるように構成され、かつ、上記ウェイクアップ出力手段は、当該子局が上記フェールセーフ状態の場合においても、上記通信線上に通信信号が一定時間以上継続して送出されていない場合で、当該子局の端末の入力手段からの入力があった場合は、上記入力検出手段の信号により、ウェイクアップ信号を出力するように構成されたことを特徴とする多重通信装置。
IPC (3件):
H04Q 9/00 311 ,  H04Q 9/00 301 ,  B60R 16/02

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