特許
J-GLOBAL ID:200903072759778339

光ヘッドチルト装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 勇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-335684
公開番号(公開出願番号):特開平10-177729
出願日: 1996年12月16日
公開日(公表日): 1998年06月30日
要約:
【要約】【課題】 光ディスクの記録領域の内周端及び外周端においても光ディスクの傾きに応じた光ヘッドの精密なチルト制御を可能にすること。【解決手段】 フォーカスアクチュエータ6の駆動信号を取り出して光ディスクの変位量に換算し、この変位量の分布の微分から光ディスクの傾き分布を算出し、メモリ10に格納する。そして、再生時は、光ヘッド3の半径方向位置検出手段14の出力に応じて対応位置の光ディスクの傾きをメモリ10から読み出し、この傾きに応じて制御信号を出力し、チルト機構の駆動用モータ12mを駆動制御する。
請求項(抜粋):
光ディスクに対する光ヘッドの傾きを調整可能なチルト機構と、前記光ヘッドの対物レンズを位置決めするフォーカスアクチュエータの駆動信号を検出するフォーカス駆動信号検出手段と、光ディスクの半径方向に沿った光ヘッドの位置を検出する半径方向位置検出手段と、前記光ヘッドを光ディスクの半径方向の一端部から他端部まで移動させるトラッキング制御手段と、前記チルト機構を駆動して光ヘッドの傾きを予め設定された基準位置に固定した後、前記トラッキング制御手段の制御により半径方向位置検出手段の出力が内周端部と外周端部との間で所定距離ずつ変化する毎に前記フォーカス駆動信号検出手段の出力を取得し、この出力結果に基づいて光ディスクの内周端部と外周端部との間における光ディスクの変位量の分布を算出すると共に、当該変位量の分布から微分により光ディスクの基準面に対する傾きの分布を算出しメモリに格納し、光ディスクの再生時には前記半径方向位置検出手段の出力に対応する位置の光ディスクの傾きをメモリから読み出し、この光ディスクの傾きに応じてチルト機構を駆動し光ヘッドの傾きを調整する中央処理部とを備えたことを特徴とする光ヘッドチルト装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭63-079240
  • 光ディスク記録再生装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-115380   出願人:三菱電機株式会社
  • スキュー制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-104268   出願人:ソニー株式会社

前のページに戻る