特許
J-GLOBAL ID:200903072761722286
蓄熱式揮発性有機化合物処理装置と処理方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松永 孝義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-338026
公開番号(公開出願番号):特開2003-139316
出願日: 2001年11月02日
公開日(公表日): 2003年05月14日
要約:
【要約】【課題】 揮発性有機化合物(VOC)含有排ガスを発生させる各種製品の製造・処理工程における工程切替過程でVOC濃度が微小となった場合の、助燃用バーナ燃料の使用量を最小化しつつ、工程切替完了後のVOC濃度の上昇時のVOC除去効率を確保するVOC含有排ガス処理装置と方法を提供すること。【解決手段】 VOC含有排ガスを発生させる各種製品の製造・処理工程における工程変更信号又はVOC濃度計測器13の計測値を入力し、制御装置10により火炉制御用設定ガス温度を出力する。この火炉内のガス温度は燃焼温度制御手段によりVOCが発生していない工程切替過程ではスタンバイ用温度として設定され、通常VOCを燃焼除去する場合の設定温度より低く設定される。このため前記工程切替過程での燃料を過度に消費することがなく、また前記工程切替完了後のVOC濃度上昇にも対応できる状態に保持できる。
請求項(抜粋):
排ガス発生装置から排出される揮発性有機化合物含有排ガスを導入する入口部と、該入口部から導入された揮発性有機化合物を助燃用の燃料と共に燃焼させる火炉と、該火炉からの浄化ガスを排出する出口部と、前記入口部と出口部を構成する領域と火炉との間に配置され、前記入口部からの揮発性有機化合物含有排ガスと前記火炉からの浄化ガスが通過する際に該浄化ガスの熱を揮発性有機化合物含有排ガスに伝達する蓄熱体を収納した蓄熱室とを備えた蓄熱式揮発性有機化合物含有排ガス処理装置において、前記入口部に設けられた排ガス中の揮発性有機化合物濃度を計測する揮発性有機化合物濃度計測手段と、該揮発性有機化合物濃度計測手段の計測値に応じて火炉内の燃焼ガス温度の制御を通常の火炉運転温度と前記通常運転温度より低い燃焼温度に設定したスタンバイ用温度に切替えて前記助燃燃料を燃焼させる燃焼温度制御手段とを備えたことを特徴とする蓄熱式揮発性有機化合物含有排ガス処理装置。
IPC (5件):
F23G 7/06 103
, F23G 7/06
, F23G 7/06 101
, F23G 7/06 ZAB
, F23G 7/00
FI (5件):
F23G 7/06 103
, F23G 7/06 D
, F23G 7/06 101 E
, F23G 7/06 ZAB
, F23G 7/00 A
Fターム (6件):
3K078AA05
, 3K078BA05
, 3K078BA21
, 3K078CA02
, 3K078CA09
, 3K078EA04
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