特許
J-GLOBAL ID:200903072768473010

エンジンマウント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-177174
公開番号(公開出願番号):特開平6-017877
出願日: 1992年07月03日
公開日(公表日): 1994年01月25日
要約:
【要約】【目的】エンジン前後運動に起因する運動衝撃を緩和することと、加速時のエンジンローリングに起因する振動伝達を低減することとの両立を図る。【構成】外筒2と内筒3との間に防振ゴム4を介装し、外筒2、内筒3及び防振ゴム4の両側に一対のブラケット6を設ける。ブラケット6と外筒2及び防振ゴム4の両端との間に、外筒2が軸方向Sへ並進運動する際に当接可能な弾性ストッパ9を設ける。このように構成され、エンジンと車体5との間に介在されたエンジンマウント1において、外筒2と弾性ストッパ9とのクリアランスについて、加速時にエンジンのローリングに起因する外筒2のローリング方向rにおけるクリアランスC2を、外筒2の軸方向SにおけるクリアランスC1よりも大きく設定する。従って、外筒2の軸方向Sにおける急激な変位と当たり感が和らげられ、加速時のローリングの際に外筒2が弾性ストッパ9に当たり難くなる。
請求項(抜粋):
同一軸心上に配置された外筒及び内筒と、前記外筒と前記内筒との間に介装された本体弾性体と、前記外筒、前記内筒及び前記本体弾性体の軸方向両側に設けられ、前記外筒の前記内筒に対する軸方向の移動を規制する一対のブラケットと、前記各ブラケットと前記外筒及び前記本体弾性体の軸方向両端との間に設けられ、前記外筒がその軸方向へ並進運動する際に当接可能な弾性体よりなるストッパとを備え、エンジンの長手方向端部と車体との間に介在され、軸方向を前記エンジンの前後方向に整合させて配置されたエンジンマウントにおいて、前記外筒と前記ストッパとの間のクリアランスについて、加速時に前記エンジンのローリングに起因する前記外筒のローリング方向におけるクリアランスを、前記外筒の軸方向におけるクリアランスよりも大きく設定したことを特徴とするエンジンマウント。
IPC (3件):
F16F 15/08 ,  B60K 5/12 ,  F16F 1/38

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