特許
J-GLOBAL ID:200903072769525927
周波数変換回路
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-089412
公開番号(公開出願番号):特開平9-284160
出願日: 1996年04月11日
公開日(公表日): 1997年10月31日
要約:
【要約】【課題】自己混合により生じる直流オフセットを低減させることを目的とする。【解決手段】周波数変換手段3において、入力端子1から入力される変調信号を、入力端子2から入力される周波数変換キャリアで検波する。周波数変換キャリアが入力端子1に漏れ込むと、周波数変換手段3にて周波数変換キャリア自身で検波する自己混合が生じ、出力端子4には漏れ込む量に応じた直流オフセットが生じる。そこで、直流レベル検出手段5で出力端子4に出力される信号の直流レベルを検出する。直流オフセット制御手段6で検出された直流レベルから直流オフセット量を取り出し、このオフセット量に応じて周波数変換手段3の出力部の直流レベルを制御する。周波数変換手段3の出力に生じる直流オフセットを相殺させるように帰還をかけて出力端子4に生じる直流オフセットを低減させ、出力信号の歪み特性を良好に保つことができる。
請求項(抜粋):
変調入力信号が入力される信号入力端子と、周波数変換用のキャリアを入力するキャリア入力端子と、前記信号入力端子から入力される入力信号と前記キャリア入力端子から入力される周波数変換キャリアとを掛け算して周波数変換するための周波数変換手段と、前記周波数変換手段からの出力信号を取り出す信号出力端子と、前記信号出力端子に出力される直流レベルを検出するための直流レベル検出手段と、前記直流検出手段の出力に基づいて前記周波数変換手段の出力に生じる直流オフセット分を補正するための制御信号を出力する直流オフセット制御手段とを具備してなることを特徴とする周波数変換回路。
IPC (2件):
FI (2件):
H04B 1/26 B
, H03D 7/00 D
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