特許
J-GLOBAL ID:200903072774052204

液体用継手における漏出液体の除去装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-359182
公開番号(公開出願番号):特開平5-177641
出願日: 1991年12月27日
公開日(公表日): 1993年07月20日
要約:
【要約】【目的】 漏出液体を効率よく吸い取る。【構成】 プラグ11のばね受け18に皿ばね19を収め、ばね押え19で押える。ソケット12の嵌合部材22に吸引孔22bを設ける。エアシリンダでソケット12をプラグ15に対し相対的に接近移動させ、挿入管16に嵌合部材22を嵌合して両者を結合する。この時可動管23は挿入管16に押されて後退し、弁体24が弁体17を押す。このため液体流路23a,16aが開き相互に連通する。エアシリンダを中立状態にすると、皿ばね19の作用でソケット12がプラグ11から少し離され、液体流路23a,16aが閉じるが、まだ嵌合部材22は挿入管11に嵌合されている。この状態で吸引装置を作動させて吸引孔22bから空気を吸引する。吸引空気は、嵌合部材22と挿入管16の狭い隙間を勢いよく流れ、漏出液体を除去する。
請求項(抜粋):
ばねの作用で弁座に当接させられて液体流路を閉じる弁体と嵌合部材とを備えたソケットと、ばねの作用で弁座に当接させられて液体流路を閉じる弁体と挿入管とを備えたプラグから成り、上記ソケットのプラグに対する移動装置による相対的接近移動でソケットの嵌合部材をプラグの挿入管に嵌合させてソケットとプラグの各弁体を各弁座から離させ液体流路を互いに連通させる液体用継手において、上記ソケットとプラグの少なくとも一方には、上記嵌合部材を挿入管に嵌合させている移動装置の嵌合力解除時において、嵌合部材から挿入管が完全に引き抜かれない程度にプラグに対してソケットを相対的に分離移動させてソケットとプラグの上記各弁体の各弁座に対する相対的な当接移動を自由にする分離手段が付設され、また上記嵌合部材と挿入管の少なくとも一方には、上記分離手段によるソケットとプラグの分離移動状態において漏出液体の吸引を可能とする吸引孔が設けられるとともに、該吸引孔には吸引装置が接続されたことを特徴とする液体用継手における漏出液体の除去装置。
IPC (4件):
B29C 33/04 ,  B29C 45/82 ,  F16L 29/00 ,  F16L 55/07

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