特許
J-GLOBAL ID:200903072775479210

海草藻場の造成方法及び海底での海草類の増殖方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 苫米地 正敏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-334617
公開番号(公開出願番号):特開2005-095092
出願日: 2003年09月26日
公開日(公表日): 2005年04月14日
要約:
【課題】 基盤そのものが波浪などによって流失しにくく、かつ波浪などによる強い水流が作用しても海草類が基盤から抜けにくい海草藻場を造成する。【解決手段】 スラグ粒子の表面に炭酸カルシウム皮膜が形成された高炉水砕スラグ又はこの高炉水砕スラグと他の底質構成材との混合物を、海底に敷設して海草類の地下茎又は根を定着させるための基盤を設け、該基盤に海草類を着生・増殖させることで海草藻場を形成する。高炉水砕スラグは、海中での安定性が海砂よりも格段に大きいため、波浪などによる流出が海砂よりも非常に少なく、しかも、せん断抵抗性が高いために波浪などに対する海草類の拘束力が強く、且つ海草類の地下茎や根が絡みやすい。このため基盤そのものが波浪などによって流失しにくく、しかも、波浪などによる強い水流が作用しても海草類が基盤から抜けにくい。また、スラグ粒子の表面に炭酸カルシウム皮膜が形成された高炉水砕スラグを用いることにより、スラグ敷設初期におけるSの溶出や水のpH上昇といった問題も適切に回避できる。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
スラグ粒子の表面に炭酸カルシウム皮膜が形成された高炉水砕スラグを海底に敷設して海草類の地下茎又は根を定着させるための基盤を設け、該基盤に海草類を着生・増殖させることで海草藻場を形成することを特徴とする海草藻場の造成方法。
IPC (1件):
A01K61/00
FI (2件):
A01K61/00 311 ,  A01K61/00
Fターム (5件):
2B003AA01 ,  2B003BB00 ,  2B003DD04 ,  2B003DD06 ,  2B003EE04
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (5件)
  • 水中の環境改善方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-270231   出願人:日本鋼管株式会社
  • 土木構造物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-296110   出願人:鋼管鉱業株式会社
  • 特開昭55-162454
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