特許
J-GLOBAL ID:200903072780466312

非線形対象制御システム及び同システム構築用ニューラルネットワークの学習システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-052667
公開番号(公開出願番号):特開平6-266404
出願日: 1993年03月12日
公開日(公表日): 1994年09月22日
要約:
【要約】【構成】 非線形特性を有する制御対象1の順方向の入出力特性を予測し、かつ逆特性あるいは実用的な条件下での近似的な逆特性の演算が可能であるような順特性予測手段2の他に、この順特性予測手段2に内包される特性と制御対象1の特性とのズレを予測するように構成された補助的な特性予測手段6とを設ける。その出力に応じて補正制御管理手段11が順特性予測手段2の考慮していない非線形特性等に起因する制御量のズレ分だけ制御目標決定手段4からの制御目標値を修正・変更することで、全体の制御精度の向上を可能とする。【効果】 エンジニアリング負荷の少ない実用的な非線形システム補償器の構成が可能となる。
請求項(抜粋):
非線形要因により複雑な挙動を示す対象を制御対象とし、該制御対象を所望の状態へ駆動制御する非線形対象制御システムにおいて、上位からの運転計画に基づいて実制御時の制御目標値を決定する制御目標決定手段と、前記制御目標値と前記制御対象の実出力との整合性を検証する比較手段と、前記制御対象の入出力特性を予測する順特性予測手段と、前記比較手段の出力に応答し、前記順特性予測手段の特性に基づいて前記制御対象を安定動作させるための制御入力を求める制御入力演算手段と、前記制御対象と前記順特性予測手段との出力誤差である順特性予測残差を補助特性として予測する補助特性予測手段と、修正指示に応答して、前記補助特性予測手段が出力する予測残差と前記制御目標決定手段が出力する制御目標値の情報とに基づき、制御性能が改善される方向に前記制御目標値の修正を行う制御目標値修正手段と、該補助特性予測手段が出力する予測残差の度合いに応じて前記制御目標値修正手段へ前記修正指示を与える補正制御管理手段とを備えていることを特徴とする非線形対象制御システム。
IPC (3件):
G05B 13/02 ,  G06F 15/18 ,  G06G 7/60
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-285410

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