特許
J-GLOBAL ID:200903072800572637

流量調節弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-360479
公開番号(公開出願番号):特開平5-180363
出願日: 1991年12月26日
公開日(公表日): 1993年07月20日
要約:
【要約】【目的】 流量調節弁1では、精度の高くかつ安定した流量調節ができ、パイロット弁機構100のステッピングモータに対して高いシール性を確保する。【構成】 ステッピングモータを、主弁30で区画される背圧室27に対してシールする構造として、ステッピングモータ120の駆動軸121を貫通させるための蓋体40の貫通孔45に環状溝47を形成し、この環状溝47に保持されるとともに駆動軸121に外接するOリング150を用いる構成を採用している。つまり、シール構造として、上記駆動軸121と回転接触する部位にOリング150を用いており、パイロット弁体140の軸体等に対して摺動接触する部分に用いていないから、パイロット弁体140の多少傾きに無関係に優れたシール性を発揮すると共に、耐久性にも優れる。
請求項(抜粋):
液体を流通させる管路の間に介在して、液体の流量を調節する流量調節弁において、上記管路の上流側及び下流側にぞれぞれ接続される一次側流路及び二次側流路を含む主流路を有すると共に、この主流路に、流路開口を有する主弁座を設けた弁本体と、上記主弁座の流路開口に対する開度を変更する主弁体を有すると共に、主弁体を支持しかつ主流路の一部を背圧室となるように区画するダイヤフラムを有する主弁と、上記弁本体または主弁に形成され、背圧室と二次側流路とを接続するパイロット流路と、このパイロット流路の流路開口に対する開度を変更することで背圧室の圧力を変更するパイロット弁機構とを備え、上記パイロット弁機構は、上記弁本体の背圧室に隣接して設けられ、スライド室を形成すると共に、このスライド室まで貫通した貫通孔を有するスライド室形成部材と、上記スライド室形成部材の外面に装着されると共に、その駆動軸を上記貫通孔を介してスライド室に突入しているモータと、上記スライド室に収納され、上記駆動軸の回転に応じて、該駆動軸の軸方向へ進退するスライド部材と、このスライド部材に設けられ、パイロット流路の流路開口の開度を変更するパイロット弁体と、上記貫通孔の内周部に保持されると共に、上記駆動軸に外接して、モータ側とスライド室との間をシールするOリングと、を備えたことを特徴とする流量調節弁。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-125184

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