特許
J-GLOBAL ID:200903072801331056

自動車用操向コラムの調節装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 登夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-038892
公開番号(公開出願番号):特開2000-247243
出願日: 2000年02月16日
公開日(公表日): 2000年09月12日
要約:
【要約】【課題】 車両の操向システムの作用長さの調節、及び衝突時における確実なコラプス作用とを可能にした自動車用操向コラムの調節装置の提供。【解決手段】 断面U字形で一部を外方に曲げて形成された突出部(10c) を介して車両側に固定されたコラムキャリア(10)と、その端部のラグ(12b) とコラム軸(14)端部の回転座(12)とを貫通する透孔(10b) に挿通され、コラムキャリア(10)とコラム軸(14)とを長手方向に相対移動可能に連結するステム(11)と、コラムキャリア(10)と常接の基部両側を内曲げした延長部を有しコラム軸(14)を囲繞するコラム外部管(21)を保持する断面U字形の中間部材(20)と、中間部材(20)の延長部間に配されかつ内曲げの延長部を介してコラム外部管(21)に接合の断面U字形の下部移動部材(22)と、中間部材(20)及び下部移動部材(22)の各延長部を貫通された長孔(19)に挿通されて両部材を固定するステム(17)とを備えている。
請求項(抜粋):
車両側の凹部材にコラム軸(14)側の凸部材を係合し、これら両部材の側面の案内作用により、操向システムの作用長さの調節、及び衝突時のコラプス作用を許容する構成としてあり、自動車用の操向コラムに用いられるテレスコピック軸及びコラプス機構の一方又は両方を長手方向に案内する調節装置において、略U字型の断面形状を有し、その一部を外方に曲げて形成された突出部(10c)を介して車両側に固定されたコラムキャリア(10)と、コラムキャリア(10)端部のラグ(10a)とコラム軸(14)端部の回転座(12)とを貫通する透孔(10b )に挿通され、コラムキャリア(10)とコラム軸(14)とを長手方向に相対移動可能に連結するステム(11)と、コラムキャリア(10)と常時接触する基部の両側を内曲げして形成された延長部を有するU字形の断面形状を有し、コラム軸(14)を囲繞するコラム外部管(21)を保持する断面U字形の中間部材(20)と、中間部材(20)の延長部間に配され、内曲げされた延長部を介してコラム外部管(21)に接合されたU字形断面を有する下部移動部材(22)と、中間部材(20)の延長部及び下部移動部材(22)の延長部の夫々を貫通して形成された長孔(19)に挿通されて両部材を固定するステム(17)とを備えることを特徴とする自動車用操向コラムの調節装置。
IPC (2件):
B62D 1/19 ,  B62D 1/18
FI (2件):
B62D 1/19 ,  B62D 1/18

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